本当にライティング本を読むだけで月収+10万円を稼げるのか書評や感想を知りたい人向けです。
世の中にはライティング本と呼ばれる書籍が数多く出版されています。
そのなかでも、「マクサン式Webライティング実践スキル大全」が話題になっています。
実は、この書籍の表紙に右上に「月収+10万円」という嘘くさい(失礼!)キャッチコピーが書かれているのが分かりますか?
コレです。
いやいや月収はともかく、+10万円なんて無理でしょ!と思われている人も多いでしょう。
では、本当に話題のライティング本を読むだけで月収+10万円は稼げるのでしょうか?
そこで、今回は「【実際に読んでみた!】月収+10万円は本当?マクサン式Webライティング実践スキル大全の実力を徹底検証」を紹介します。
このコラムでは「マクサン式Webライティング実践スキル大全の感想」以外にも「パートナーに伝えたいライティング本の活用法」についてもお伝えしています。
結論:読むだけではダメ、でも希望はある
結論は、ライティング本を読むだけで月収+10万円が稼げるわけはありません。
そもそも、マクサン式Webライティング実践スキル大全はライティング本なのに、読んで稼げると思うのが間違いかも。
実は、10万円を稼ぐには「サイトジャンルの選定力」+「ライティングの実践力」の両輪が上手に回らないと難しいのが現実なのかと。
逆に言うと、サイトデザインとか二の次でも、この2つの両輪が上手に回っていれば稼げるチャンスはあります。
実際に、この書籍を読んでみると、+10万円を稼ぐライティングの実践力を身につけられる希望が見つかりました。
もう一方のサイトジャンルの選定力についても書籍には記載ている箇所もありますが、ここではライティングの実践力を身につけられる書籍の内容や活用法についてお伝えします。
マクサン式Webライティングで学べること
まずは、書籍の要約から。
著者は、「マクリン | ガジェット8割・家電2割のレビューブログ」のマクリンさんと「ブログ部」のサンツォさん、ブログ界では超有名な方々ですね。
このお二人の経験を詰め込んだ書籍が『マクサン式Webライティング実践スキル大全』です。
ページ数がトータル384ページ、厚さが実測2.8cmもあります。
その書籍の章立てはシンプルな6つ構成で、下記のとおり。
STEP0:有益なコンテンツの考え方
読者ニーズや一次情報の大切さ、ターゲットとペルソナ設定、キーワード調査など
STEP1:読みたくなる記事の書き方
読みやすくなる書き方と見やすさ、箇条書きや比較表の活用法、結論ファーストなど
STEP2:SEOライティング成功法則
記事タイトルの付け方や検索意図の見つけ方、階層づくり、弱者の戦略(集団戦)など
STEP3:E-A-Tの強化方法
権威性の作り方と避けるべきYMYL(Your Money Your Life)領域、SNSの活用法など
STEP4:推敲・リライトの手順
リライトの手順や情報の断捨離、推敲のチェックリストなど
STEP5:ブログ収益化の戦略
マネタイズの方法とジャンルの選び方、具体的な施策など
この他に、著者のコラム(約53ページ/384ページ)が収録されています。
では、実際に書籍を読んでライティングの実践力を身につけられれば、+10万円が稼げるのかを検証してみたいと思います。
書籍の読破&実践で+10万円を稼げるか検証
こちらも結論から。書籍を読破できて実践できれば+10万円を稼げるのは本当です。
なぜそれが分かるかというと、私がお二人が主催の「マクサンサロン」に参加していて、書籍の内容はサロンの動画内で何度も何度も繰り返して述べられていた内容だからです。
それがたった2,200円(税込)で体系的に学ぶことができるので、正直、かなりお得です。
なかにはサロンに入っているから遠慮してるでしょ!と思われるかもしれませんが、そうではありません。
実際に稼いでいる知識や経験をつぎ込んで、厚さが約2.8㎝で約380ページ(約20万字)も書くはずはありません。
さらに、サロンを利用してみて分かったのは「本当に正解かどうか分からないけど、とりあえず成功者の真似をしてみる」ことが大事だということです。
そういう意味では、実際に実績を出されている方のライティング方法を気軽に知れるのなら活用しない手はないですよね。
では、実際に書籍を読んでみた感想をお伝えします。
マクサン式Webライティング実践スキル大全の感想
私はブログを始めてから7年ぐらい経ちますが、そのうち6年ぐらいはライティングが悪いとは思いつつも何をすればいいのか分からないままでした。
それが、マクサンのサロンに参加した残りの1年で色々と学ぶことができました。
そういった経験から、この書籍を読んでみて「コレ!コレ!もっと早く知りたかった」と思う部分が多々あります。
ただ、他の書評を探してみると、「初心者には難し過ぎる」や「ブログを始めて1年ぐらいの人が対象」、「内容が簡単」などが見つかりました。
結局、難しいの?簡単なの?どっちなのか悩んでしまいますよね。
結論は、ブログを始めて間もない人がこの書籍を全て読破して実践するのは、そもそも無謀です。というか、未消化のままで結局、稼げないじゃないか、ということになるかもしれません。
実は、中・上級者には当たり前の内容が難しいので、初級者には理解しにくいと思われてしまっている、ということを意味していると感じました。
逆に、これから始める人こそ学べることできる内容が数多くある上、中・上級者の当たり前を知ることができる良い機会を逃してしまうかもしれません。
それではもったいないので、個人的に「マクサン式Webライティング実践スキル大全の活用法」を考えてみました。
パートナーに伝えるライティング本の活用法
ブログ中級者、ましてや上級者なら書籍の内容は知っているよ!という人や、「情報のモレ」や「新しい発見があった」という人など、様々でしょう。
ただ、今回、お伝えする内容は「記事を書いているけど、全然PVが増えない..」ような人に対しての活用法です。
なぜそれが分かるかというと、パートナーが記事を書いても書いても、PV数が増えない悩みを抱えているから。
そのため、PVが増えない悩みを持つパートナーに向けて、簡単なことから始めるマクサン本の活用法を考えました。活用法は、下記のとおりです。
①読者ニーズに応える(P20~)
あくまでも小説家を目指すわけではないので、どのような目的でサイトを訪れたのか、訪れさせたのかを考えることが大切です。文章を書きさえすれば読んでくれると考えがち。
②キーワード調査(P23~)
ブログを始めたばかりの時は、どうしてもキーワード選びが面倒で苦労します。そこは「ボリューム検索」と「関連キーワード検索」の2つが基本を学べます。ココ、テストにでます。
③テンポの良い文章作り(P66~)
ありがちなのは、1段落に長々と文章を書いてしまうこと。文章を書くのが好きであれば好きなほど、1段落に文章が詰め込みすぎになりますね。1文の長さと行数についても学びましょう。
④文章の文字装飾(P78~)
何でも文字を太くしたり、マーカーを引いたりすることが多いので、そこはシンプルにするほうが読みやすくなります。黒文字、1色マーカー、時に赤文字、ぐらいで十分です。
⑤階層を意識する(P164~)
読者さんだけでなく、グーグルさんにも読みやすいように見出しを上手に活用するべき。グーグルさんは賢いので、階層があれば内容の深さを理解してくれます。
⑥定期的なリライト(P286~)
新しい記事を書けるけど、リライトは嫌!という方も多いはず。パートナーも同じ感じです。
最初は「量」でいいですが、いずれは「質」に転換する時期がやってくるので、今のうちに書籍で学んだことをリライトで実践しようと伝えています。
以上のことは当たり前だよと思われる人も多いと思いますが、いやいやコレが同じ品質を維持するのが難しいのです。。。
上記以外にも、書籍に書かれていることを実践するべきですが(私も出来てません!)、まずは「記事が見つかる」&「読みやすくする」ことが基本です。
この書籍ではブログで稼ぐための基本の考え方や書き方が学べ、さらに、より深い内容も続けて知ることができます。
結局、稼ぐにはE-A-T(権威性)を高めて収益の最適化をはかることなどを活用すると効率が良くなるので、1冊ですべてを学べるのも魅力のひとつです。
これで活用法も何となくわかった!書籍に興味が出てきた方は、下記から。画像も多いので、電子書籍より紙のほうがおすすめです。中身をチラ見したい方は、書店でそうぞ。
記事を書いているけどPV数が増えない方へ
実際に、ブログを始めたばかりのパートナーもPV数が増えない。。。と悩んでいたので、この書籍にココだけは読んで!と付箋を付けて渡しました。
この書籍には、ブログを始めたばかりの人にでも重要なポイントが数多くあることが分かりました。
もちろん、読むだけでは身につかないので、出来ることから実践していってもらってイチから+10万円が稼げるか独自に検証していきます。
正直、ブログで+10万円でなくても、金額にかかわらず『記事は見つけられているのか?本当に伝わっているのか?』を再確認してもらえるだけでもいいと感じています。
もちろん、稼げるのに越したことはないですが。。。
マクサン式Webライティングがおすすめな人
個人的に『マクサン式Webライティング実践スキル大全』がおすすめな人は、下記のとおりです。
- 読まれる&稼げる文章を書きたい人
- 中、上級者の当たり前を知りたい人
- PV数が伸びる法則を探している人
- 経験者で知識の抜けを知りたい人
- マネタイズの考え方を知りたい人
この書籍の内容は、ブログを立ち上げる前や立ち上げたばかりの人には少し難しい部分もあります。
いつかブログで稼ぎたいと考えているなら、中級者や上級者が当たり前にやっていることをいずれは勉強したほうがいいと思います。
ただ、無理に読破しようとせず、分かるポイントから少しずつ実践していくことが大切ですよね。
書籍に登場する『有料・無料』Webサービス
最後に、「マクサン式Webライティング実践スキル大全」に登場するWebサービスをまとめておきます。
- ラッコキーワード(関連キーワード検索)P24~
- キーワードプランナー(検索ボリューム)P25~
- Keyword Tool(有料キーワード調査ツール)P27~
- Ubersuggest(無料キーワード調査ツール)P28~
- 再検索キーワード調査(柏崎氏の便利ツール)P146~
上記のWebサービスの特徴や使い方は、書籍に詳しく書かれています。サービス名は聞いたことがあるけど、どうやって使うのかな?と疑問に思っている人にも役立ちますね。
マクサン式Webライティング実践スキル大全の感想まとめ
今回、このコラムでは「【実際に読んでみた!】月収+10万円は本当?マクサン式Webライティング実践スキル大全の実力を徹底検証」をご紹介しました。
実際のところ、ライティング本を読むだけで+10万円を稼げるわけでありません。「サイトジャンルの選定力」と「ライティングの実践力」の両輪が必要です。
ただ、この書籍を理解して実践すれば、間違いなくライティングのスキルは上がります。
あとは、行動だけです。