海外移住手続き

【海外移住FPが回答】海外に移住するなら海外転出届は出すべき3つの理由

海外転出届

海外移住をするのに海外転出届を出すかどうか迷っている人向け。

海外転出届を出そうか悩んでいます。転出届を出すのと出さないとで何が違うのかな。もし、出し忘れたらどうなるのかも知りたいな。
かいじゅう
かいじゅう
海外転出届を出すかどうかは義務ではないよ

こんにちは、かいじゅう(@海外移住FP)です。

海外就職や海外赴任、海外留学、ワーホリなどで海外に長期滞在することになったら出すか出さないかで悩むのが、「海外転出届」。

特に海外転出届という用紙があるわけではなく、普通に引っ越しで市区町村に住民票の転出届を出すのと同じです。

さらに、海外転出届は必ず届け出る義務はないので、出さずに海外に在住している人もいます。

ただ、海外転出届を出さずに海外移住をする場合には注意すべきことがあります。

そこで、今回は「海外に移住するなら海外転出届は出すべき3つの理由」をご紹介します。

海外転出届を出ない場合のデメリットも知っておきましょう!

海外に移住するなら海外転出届は出すべき3つの理由

海外滞在する場合には海外転出届を出して住民票を抜くべきです。基本的に1年以上の場合に届け出ができますが、1年未満でも出すことは可能です。

海外転出届を出すことは、住民票を抜いて、住民登録を抹消することになります。

では、海外転出届を出すべき3つの理由は以下のとおりです。

  • 国民年金の加入が義務でなくなる
  • 国民健康保険の加入が義務でなくなる
  • 住民税の納税が義務でなくなる

国民年金の加入が義務でなくなる

原則として、20歳以上の日本居住の人は、国民年金に加入することが義務になっています。現在、月額で16,540円(2020年度)の保険料が支払う必要があります。

もし、海外転出届を出して非居住者になった場合には自動的に脱退になります。ただ、非居住者になる場合は、通称、カラ期間と呼ばれる受給資格の期間に含まれます(将来の受給額は減少)。

さらに、非居住者は引き続き、任意で年金に加入することもできます。海外転出届を出す場合は任意での加入も検討しましょう。

国民健康保険の加入が義務でなくなる

国民健康保険も海外転出届を出すことで、強制脱退になります。そのため、日本の国民健康保険制度は利用できなくなり、保健証も返却となります。

もし、海外転出届を出さない場合には、国民健康保険料の支払う必要があります。

所得が少ない場合には減額もありえますが、本来、海外で働いている給料に対する納税も必要になるので簡単なことでありません。

国民健康保険には国民年金のように任意で加入する制度はないので注意が必要です。

住民税の納税が義務ではなくなる

住民税の課税は、1月1日時点で日本の居住しているし市区町村によって認定されます。そのため、海外転出届を出さずに渡航した場合でも住民税の納税が必要になります。

年度の途中で出国した場合も1月1日の時点で判定されるため、翌年度の分の住民税は課税されなくなりますが、当年度分は納税する必要があります。

原則として、住民税は1年遅れでやってくるので注意が必要です。

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海外転出届の手続き方法

海外転出届といっても、日本国内で使用する転居届と書類は同じです。

市町村によっては、海外在住の証明(ビザなど)やパスポートなどを求められることがあります。また、渡航先の住所が確定しておらず未定の場合は、国/都市名のみで構いません。

海外転出届を出す場合は出国の2週間前までが基本。お住まいの市町村役場など役所に届け出ましょう。

年末年始やゴールデンウィークなどに出国がかかる場合は、先の日程をして届け出ることも可能です。ただし、あまりにも先の日程は役所などで拒否される場合があります。

かいじゅう
かいじゅう
海外転出届は出国の2週間前が目安だよ

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海外転出届の手続きは代理人でもできる?

海外転出届が出来るのは、「本人」「本人と同じ世帯の家族」「委任を受けた代理人」です。

つまり、本人でなくても委任状があれば、代理人が手続きをすることができることになります。

委任状といっても市役所などによって決まっている場合や特に決まりがないこともあり、決まりがない場合はA4用紙などに委任の内容などや自筆の署名などをするだけです。

但し、代理人の身分証明書や同じ世帯であることの証明などが市役所によっては必要になる場合があるので、事前に確認しておきましょう。

かいじゅう
かいじゅう
届け出は本人じゃなくてもできるよ

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一時帰国で転入して出国時に転出すればいいのでは?

住民登録を抹消しないで海外生活を送る人の中には、それなら保険が必要になったときに一時帰国で住民登録をして、すぐに抹消すればいいのでは?と思っている人もいると思います。

短期間の滞在で住民票を入れられるかどうかは市区町村の判断しだいです。

ただし、住民登録をするということは年金・国保・住民税の支払いが発生するということなので、安易な登録は避けたほうがいいでしょう。

さらに、過去にさかのぼって転入したという判断がされると、各種の未払い状態が続いてることになる恐れがあります

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もし海外転出届を出し忘れたり、途中で1年を超えたら?

海外転出届を出すの忘れて海外移住をしたり、滞在が予定より長くなり1年以上滞在することなる可能性もあります。

その場合は、郵送または日本居住の代理人を通して海外転出届を遡っての手続きが可能な場合があります。

ただ、市区町村によって対応が異なることがあるので、出国時の管轄している自治体に確認しましょう。

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海外に移住するなら海外転出届は出すべき3つの理由まとめ

今回のコラムでは、「【海外移住FPが回答】海外に移住するなら海外転出届は出すべき3つの理由」をご紹介しました。

海外転出届を出して住民登録を抹消するかどうかは、それぞれのメリットとデメリットを比較した上で決めましょう。

「面倒だから」とか「国民健康保険が使いたいから」という理由だけで住民登録を残していると、将来、国民年金や住民税が未払い状態になっているかもしれないので注意しましょう。

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