
J-shineは役に立たないのは本当かな
子どもに英語を教える資格なのが、J-SHIEN(小学校英語指導者資格)。
小学生以下に指導することが認められている資格なので、小学校入学前の児童に英語を教えることもできます。
ただ、気になるのが資格を取る意味があるのか。なかにはJ-shineは役に立たないという噂も。
実は、これから子どもの英語教育の需要が増えるので、資格を活用できる機会があるのはまちがいありません。
そこで、今回のコラムではJ-shine資格が役立たないと言われる理由は本当かを紹介します。
なお、すぐにJ-shine資格を取るならJ-SHINEの指導者養成講座のアルク児童英語教師養成コースがおすすめです。
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さらに、J-shineは役に立たないと言われる理由や、J-shine資格のメリットとデメリットを知りたい方は、こちらから読み飛ばしてくださいね。
J-shine資格が役に立たないのは本当?

J-shineが役に立たないと言われる理由は、下記のとおりです。
- 英語を教えるのに必須ではない
- J-shine資格だけで就職が難しい
- J-shine資格だけで生活はできない
英語を教えるのに必須ではない
J-shineは子どもに英語を教えるスキルは証明できるものの、必ず取らなければいけない資格ではありません。
J-shine資格だけで就職が難しい
英語を教える資格としては関連の仕事への応募で有利になりますが、その資格だけで就職するのは難しいでしょう。
J-shine資格だけで生活はできない
実は、根本的な問題は授業の準備が給料に反映されにくいため給料が安いことです。
J-shine資格の求人を見てみると、時給で1,500円~2,000円が一般的です。時給は高いんじゃないの?と思われがちですが、授業の準備を含めると高くはありません。
アルクのレポートでも下記の報告が上がっています。
ただ、給与についてはJ-shine資格取得者に限らず、日本語教師も同じような問題を抱えていますね。
こういった理由から、実際には子どもに英語を教えるのが好きではないとやっていけないことが分かります。
なお、J-shine資格が活用できる職場などを知るなら、アルク児童英語教師養成のサイトを参考にしてみましょう。
ただ、それでもJ-shine資格を取りたい方は次のような理由で取得されていることも分かりました。
J-shine資格を取得する理由や意味は?
J-shine資格の取得を目指す理由や意味は、下記のとおりです。
- 日本への帰国前に資格を取得したい
- 子どもに英語を教えるスキルが欲しい
- 教員免許と合わせて英語も教えたい
- 英会話教室で先生として働きたい
- 将来、自分の子どもにも役立てたい
特に、ワーキングホリデーをしている方や保育士さんがJ-shine資格の取得を目指しているという意見も目立ちました。
ただ、結論としては、J-shine資格だけで就職を目指している人は少なく、教員やTESOLなどの資格と組み合わせる人が多いことが分かりました。
英語を学びながら、体系的に子どもに英語を教えるスキルがあれば関連する仕事で役立つという人が多いのでしょう。
J-shine資格は就職や転職のためだけではなく、スキルアップとして考えるべきです。
これでJ-shine資格が役に立たないと言われる理由や取得の理由や意味は分かった。
じゃあ、資格を取りたいと思ったら、アルクの児童英語教師養成コースを参考にしてみましょう。
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実技は別途講義が必要です
もし、J-shine資格を取ろうかどうか迷っているなら、次に紹介するメリットとデメリットを比較して検討してみましょう。
J-shine資格のメリットとデメリット

J-shineを活用するメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット | デメリット |
---|---|
英語を教えられる資格になる 自己啓発や自信につながる 自分の子どもにも使える | 基本的に小学生以下が対象 民間の資格で必須ではない 取得や更新に費用がかかる |
J-shine資格のメリット
メリット |
---|
英語を教える資格になる 自己啓発や自信につながる 自分の子どもにも使える |
J-shine資格のメリットは、他のTESOLやTESOLなどの英語を教える資格と違って日本の団体が認定しているので分かりやすいという点。日本ではまだまだ上記の資格は認知度が高くはありません。
英語ができるからといって英語を上手に教えられるのは違うので、体系的に英語を教えるスキルがあることが重要です。
J-shine資格のデメリット
デメリット |
---|
基本的に小学生以下が対象 民間の資格で必須ではない 取得に費用や時間がかかる |
J-shine資格のデメリットは、小学生以下が対象なので英会話教室などでは大人に英語を教える資格ではないこと。
さらに、必ずしもJ-shine資格がないと英語が教えられないわけでありません。ただ、同じ求人に応募者がいてJ-shine資格があると有利になるのは間違いないでしょう。
とはいえ、資格の取得や更新にも費用がかかるので、そこはどのようにJ-shine資格を活用するかをよく検討しましょう。
これでJ-shine資格を取りたいと思った方は、アルクの児童英語教師養成コースを参考にしてみましょう。
J-shine資格の取り方【手順付き】

J-shine資格の取り方は、下記のとおりです。
修了後、登録団体で認定を受ける
登録団体が講座修了の認定を行います。
J-hisne認定委員会で審査を受ける
J-shine事務局で資格認定証の発行
審査に合格したら、資格認定証が発行されます。
アルクの児童英語教師養成コースとは
J-shine資格(小学校英語指導者資格)の取得方法は、NPO法人小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)認定の講座を修了することが必要です。
そのための登録団体であるアルクの児童英語教師養成コースが人気です。
講座の概要は、下記のとおりです。
講座名 | 児童英語教師養成コース |
---|---|
費用(税込) | 85,800円 |
受講開始レベル | 英検:準2級~2級・TOEIC:550点 |
標準学習期間 | 6ヶ月 |
提供機関 | アルク |
講座修了後、さらに50時間の実施経験証明書の一定条件を満たすことで「小学校英語指導者資格」(J-SHINE資格)の取得ができます。
以前は、コンプリート講座が開講されていたので、そのまま資格が取得できましたが、現在は下記の講義の受講が別途必要になります。
そのため、アルク指定の「小学校英語指導者資格取得研修講座」に参加 または「DVD版 小学校英語指導者資格取得研修講座」を受講しましょう。
アルクの講座を利用するメリットは、自宅で実技以外の講義を受講できることです。なお、講座の詳細を知りたい方は、こちらからどうぞ。
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J-shine資格のよくある質問

J-shine資格のよくある質問をまとめてみました。
J-shine資格は国家資格?
J-shine資格は国家資格ではなく、NPO法人小学校英語指導者認定協議会が認定する民間資格です。
J-shine資格は独学で取れる?
J-shine資格は独学で取得できず、認定団体が指定する講座を修了する必要があります。なかにはオンライン授業のある講座もあります。
J-shine資格の合格率や難易度は?
J-shine資格には試験はないので、合格率や難易度という考え方はありません。但し、指定講座を修了する必要があること。さらに、指導時間50時間以上の実施経験が必要になります。
J-shine資格の求人の見つけ方は?
J-shine資格の求人は、NPO法人小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)ホームページに掲載されていることがあります。
J-shine以外の英語を教える資格は?
英語を教える資格はいくつかあります。以下に代表的な資格をいくつか紹介します。
- TECSOL:日本人だけではない児童向けの資格
- TESOL:大人に英語を教える一般的な資格
- CELTA:大人に英語を教える国際的な資格
- DELTA:CELTAの上位資格
まとめ:J-shineが役に立つかは本人次第です
今回のコラムでは「【J-shineは役に立たない?】資格のメリットとデメリット」を紹介しました。
日本の小学校で働くためにはJ-shine資格は不要です。但し、英語が必修化されているので、そのニーズは高まっているのは確かです。
求人の採用条件にTOEICの点数などが記載されていますが、英語ができるのと英語を教えるの大きな違いがあります。
そのため、体系的に英語を教えるスキルを身につけたいならJ-shineです。