海外移住準備

【海外在住者が回答】海外に自動車を持ち込む方法【手続きや費用は?】

海外移住先に自動車やバイクを持ち込む方法や費用を知りたい人向け。

海外移住したい人
海外移住したい人
「運転し慣れた自家用車やバイクを海外移住先に持ち込みたいけど、どのような手続きがあるのかな?色々と面倒そうだけど、サクッと知りたい。」

こういった要望に@海外移住FPが回答します。

このサイトではブログを書きつつ、海外移住の手続きや海外生活のコツを紹介しています。

せっかく日本に自家用車やバイクがあるのに売却したりするのはもったいない!できれば現地国に持ち込むことができればお金も節約できると考えている人も多いと思います。

そこで、今回は「海外移住先に自動車やバイクの持ち込む手続きや方法」をご紹介します。

海外移住先に自動車やバイクの持ち込む手続きや方法

手続き
専門業者に任せたほうが安心です。

自家用車やバイクを持ち出す前に知っておくこと

現地国の中古車の輸入規制(例えば、〇〇年式以前の中古車持ち込みは禁止や検疫検査)などがある場合があるので、事前に現地国の通関情報を手に入れておきましょう。

現地の通関情報を手に入れるには、JETRO 日本貿易振興機構(ジェトロ)サイトで「国名と車」で検索すると見つかる場合があります。

例えば、ニュージーランドで検索すると、「中古車の現地輸入規則および留意点:ニュージーランド向け輸出」サイトが見つかりました。車両に関する規格基準が記載されています。

他にも、現地国が左側通行か右側通行かによって手続きや変更の手間が異なってきます。もし日本と逆ハンドルの場合は改修に時間やコストがかかるので、よほど理由がなければ止めておいたほうがいいですね。

特に、海外移住や長期滞在等に伴う車の輸送を考える場合は日本から持ち出す費用と自分の車の市場価格との比較はしてしておいた方が良いと思います。

査定金額を知るには、無料査定のガリバーオートバイ全国無料出張査定が便利です。

では、手続き方法です。

自家用車やバイクを海外に持ち出すときの手続き

通常、日本からの中古車を輸出しようと下記の通関書類と手続きが必要になります。現地での輸入に必要な書類については必ず現地国先に確認しましょう。

  • インボイス
  • パッキングリスト
  • 船荷証券
  • 輸出抹消登録証明書
  • 船積前検査証明書(必要に応じて)

これらの資料を個人で準備するとなるとハードルが高いので、やはり専門業者にお願いするのがおすすめです。

日本から海外に就航していている貨物(自動車やバイク)運送を扱っている海運業者を探しましょう。具体的にはインターネットで探すのが簡単ですが、国内の陸送運賃を考慮してどの海運業者(+陸送費や保険料)を選びましょう。

手続きの流れとしては、事前(輸出をしようとする6ヶ月前から受付)に運輸支局等に申請して、運輸支局等の発行する輸出抹消仮登録証明書(輸出予定届出証明書)の交付を受けます。

その際、車検証やナンバープレート、所有者の実印などが必要になるので事前に陸運局に確認しておきましょう。

また、届けの代行は行政書士事務所でも取り扱っている場合があります

自動車の輸出通関手続<カスタムスアンサー>(税関)を参考にしましょう。

自家用車やバイクを海外に持ち出すときの費用

専門業者に依頼して海外に車やバイクを持ち出すには、一般的に下記の費用がかかります。

  • 輸出抹消代:約10,000円
  • 輸出通関費用:約15,000円~
  • 海上運賃(船賃):輸出先や車種によるが約10万円~
  • 輸出代行手数料:業者によるが約50,000円~

これに加えて、必要に応じてかかる費用があります。

  • 日本国内陸送費用:自分で港に持ち込む場合は無料
  • 海上保険代:かけなくてもOK

さらに、現地国での通関手続き費用や車検代、自動車登録代などがかかりますね。高くつきそうです。

海外への自動車一時持ち出し(自動車カルネ)

自動車カルネ(正式名"AIT/FIA Carnet de Passages en Douane")は、自家用自動車(含自動二輪)の一時輸入の通関手続を簡素化する書類です。

この書類があれば、現地国に登録する必要はなく日本登録のままで外国を走行することができますが、定められた期間内に再輸出しなければなりません。カルネの有効期間は1年間です。詳細は下記サイトをご参照ください。

アフリカ: ウガンダ / エジプト / ケニア / ジンバブエ / スワジランド / ソマリア / タンザニア / トーゴ / ナミビア / ブルンジ / ボツワナ / 南アフリカ / モーリタニア / レソト

アジア・中東諸国:アラブ首長国連邦 / イエメン / イラク / イラン / インド / インドネシア / オマーン / カタール / クウェート / サウジアラビア / シリア / シンガポール / スリランカ / ネパール / パキスタン / マレーシア / レバノン / ヨルダン

オセアニア:オーストラリア / ニュージーランド

南北アメリカ:アルゼンチン / ウルグアイ / カナダ / コロンビア / ジャマイカ / チリ / トリニダード&トバゴ / パラグアイ / ベネズエラ / ペルー

(2019年時点)

※詳細は各大使館、JAF海外サービスにてご確認ください。

自動車保険・バイク保険の中断証明書を取得しておこう

海外移住のために車を手放す場合や自動車保険は解約する場合は、保険にかかわる等級を残しておくために「中断証明書」を取得しておきます。加入している保険会社に問い合わせましょう。

この中断証明書があると、自動車を手放してから10年間に再度、車を取得した時には過去の自動車保険の等級を引き継ぐことができます。中断証明書は保険会社に請求することができます。

最後に

自動車やバイクを持ち込むのは簡単ではなく、現地国の規制も確認しないといけないので専門業者に任せたほうが安心です。

ただ、現地国に到着してからもナンバープレートの入手や車検、自動車登録などの手続きは自分でやらないといけないのが一般的です。