海外移住をするとミニマリストになりやすい理由について知りたい人向け。
「最近ミニマリストが話題なんだけど、なかなか実現できない。海外移住をするとミニマリスト的な生活になりやすいと聞いたけど、理由を知りたい。」
こういった興味をもった方に理由を説明します。
こんにちは、海外移住FPです。
このサイトで、ブログを書きつつ海外移住の手続きやコツを紹介しています。
ミニマリストとは?
ミニマリストとは、持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人のこと。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考えを持つ人です。
日本ではなかなかミニマリストになろうと思っても出来ないことも、海外移住をすると自然とミニマリスト的な生活になります。
そこで、今回は「ミニマリストに海外移住で実現しやすい3つの理由」についてご紹介します。
【ミニマリスト】海外移住で実現しやすい3つの理由
ヒト・モノ・カネの3つです。
人づきあいが少なくなる
下記のとおり。
- 会社の飲み会
- 近所づきあい
- 人とのかかわり
海外生活をすると、無駄な人づきあいが減ります。
例えば、日本の会社で働いていると忘年会、新年会、歓送迎会、、、というイベントが目白押し。しかも、会社のお金じゃなくて自分のお金で参加するなんて無駄すぎます。
その点、海外の会社では「会社がお金を払うのが当然」という雰囲気があるので、参加することになっても仕事の一環だという認識があります。
特に、ニュージーランドでは金曜日の午後は「仕事しないでいいよ」感が出ていて、就業時間後にはスタンディングでお酒やお菓子が用意している会社も結構あります。
参加は自由で終業時間になったらすぐに帰って、家で自分の時間を過ごすか、バーで仲間と飲むかという感じになります。
もちろん、海外と言っても国や地域によって習慣が違うのですが、日本のように終業後にも会社の付き合いで・・・というのは少ないでしょう。
なかには「飲みコミュニケーション」も大切だという人もいるでしょう。そこは否定しませんが、それなら自分のお金でなく、会社がお金を出すべきです。
と、いいつつ日本の会社では否定すると仲間外れや変わった人扱いになってしまいますよね。
その他にも、友人とかも日本に居住している場合と比較しても少なくなるので、人づきあいはどうしても減ります。近所づきあいなんて皆無です。
実際に、日本での人間関係に疲れて海外移住をして来る方もいます。なので、人づきあいに疲れている方には海外移住はおすすめです。
お金を使うところが少ない
海外生活をしていると、お金を使うことが少なくなります。海外は、基本的に生活費が安いです。
意外と時給や給料に反比例して、食事や衣料費などが安いので生活しやすいことがあります。
例えば、日本だと帰りがてらに居酒屋で、、、ウインドウショッピング、、、とかしやすいので、お金を使ってしまいがちです。その点、そういう場所も日本と比べて少ないでしょう。
もちろん、国や地域によっては生活費が高いところもありますが、その場合は時給や給料が高いともいえます。
例えば、ニュージーランドでの生活費はとても安いとは言えませんが、最低時給が今では約$17で日本円なら約1,200円ほどです。生活費は高いですが、給料もそこそこもらっています。
なので、お金を使いたくても贅沢な暮らしを求めない限りは使う金額も減ると思います。
買い物欲が少なくなる
海外だと何故か買い物欲がなくなります。
- 基本的に海外の商品は質が悪い
- 日本と比べて高く感じる
- 人と比べなくて済む
先ほどのカネとも関係しますが、海外で何かを買おうと思うと、品質が悪いものが高く売られてたりしてがっかりします。どうしても日本で買った場合と比較してしまうからです。
例えば、ニュージーランドには$3ショップというのがあります。日本で言う100均ショップですね。日本円すると約210円なので、倍近い値段になります。
日本で100円で買えるものが200円とかになると、よほど必要でない限りは買うのをためらいます。
こういったことがあると、海外で買うより一時帰国したい際に日本で買ったほうがいいと思ったり、買う気が失せてしまいます。実際に、私はこの6年間、衣料品は日本以外で買ったことがありません。
それに、日本では服装などに気になる人も海外だと色々な人がいるので、私の周辺でもあまり自分の衣服に気にかけない人が多いように感じます。
最後に
「ヒト・モノ・カネ」という言葉は経営の3大用語と言われるくらい浸透していますが、今回は海外生活における逆に不要なものとして紹介してみました。
結論は、海外生活を送っていると、日本と違って自然とミニマリスト的な生活になります。