海外送金の手数料が安いおすすめサービス較を知りたい人向けです。


海外在住になると悩むのが、海外送金をどうするかです。
ただ、実は銀行以外にも、色々な海外送金サービス会社があるので、目的にあった方法を選ぶことが大切です。
早速、海外送金サービスを比較してみました。
海外送金サービス | 送金手数料 | 中継・受取銀行手数料 | 着金までの日数 | 為替手数料 | 円貨送金手数料※2 |
---|---|---|---|---|---|
ワイズ | 送金金額の0.69%+変動手数料(数十~数百円) | なし | 1〜2日程度 | ミッドマーケットレート※1 | 1,000円 |
楽天銀行 | 750円 | 約1,000円 | 2~4日程度 | 銀行独自のレート(中間レートより約1~1.5%上乗せ) | 3,000円 |
新生銀行 | 2,000~4,000円(銀行口座の有無で異なる) | 中継・受取銀行による | 不明 | Goレミット独自レート(中間レートより約1~1.5%上乗せ) | 送金額の0.1%(最低1,500円) |
ウエスタンユニオン | 独自レートに含まれる | なし | 約1日 | 独自レートに含まれる(中間レートより約2~3%上乗せ) | 取り扱いなし |
SBIレミット | 460円から(送金額による) | なし | 最短10分 | 独自レートに含まれる(中間レートより約2~3%上乗せ) | 取り扱いなし |
※1.ミッドマーケットレート:Yahoo!ファイナンスなどで見られる公式レート。
※2.円貨送金手数料:リフティングチャージともいい、円貨送金(日本円の送金)にかかる手数料。
ただ、結局、海外送金はどこがいいの?と知りたくなりますよね。
そこで、今回は「【海外送金の手数料が安いは?】国際送金サービスおすすめ5選」をご紹介します。
どう選ぶ?海外送金サービスの3つの選び方

海外送金サービスを選ぶ際には、海外送金手数料だけで判断してはいけません。海外送金手数料だけで判断してはいけない理由と、それ以外にも選ぶポイントを紹介しておきます。
- 海外送金手数料だけで判断してはダメ
- 送金額のシュミレーションができるかどうか
- 着金までの日数がどのくらいかかるか
海外送金手数料だけで判断してはダメ
海外送金手数料が安くても、それ以外の手数料がかかっていることがあるので注意が必要です。
1つは中継・受取銀行の手数料、そして「隠れコスト」と呼ばれる為替手数料です。為替手数料は銀行が独自に手数料を加えて(約1~1.5%)が上乗せ設定しています。
そのため、海外送金手数料の他にどのような手数料が発生する可能性があるかを確認しておきましょう。
送金額のシュミレーションができるかどうか
海外送金をする際には、「受取金額がいくらになるか」「手数料がどれくらいかかる」「為替レートがいくらか」などを知りたい人も多いはずです。
海外送金サービスにはよっては、送金額のシュミレーション機能がWebにない場合があります。
受取金額や手数料がどのくらいか分からないと不便なので、シュミレーションができる海外送金サービスを選ぶ方がいいでしょう。
着金までの日数がどのくらいかかるか
着金までの日数とは、送金指示を出してから実際に受け取ることができる(口座に入金される)までにかかる日数。
海外送金サービスによっては数日かかることや、中継銀行を経由することになると1週間もかかることもありえます。
緊急で資金が必要になる可能性がある場合は、着金日数が短い方法を選ぶことがおすすめです。
海外送金サービスおすすめ5選|2023年版

海外送金サービスのおすすめは、以下の5つです。
ワイズ(旧トランスファーワイズ)

公式サイト:https://wise.com/jp/
海外送金と言えば、海外在住者がよく利用しているサービスが、ワイズ。なによりも海外送金の手数料が他のサービスよりも格安で着金が早いのが特徴。
その仕組みも独特で、実際に送金が国境を渡らず、国内だけで完結する現代らしい海外送金方法です。
ただ、新しい仕組みのせいもあって、本当にトランスファーワーズって安心なの?と疑問に思う人もいると思います。
実は、ワイズ・ジャパン株式会社は関東財務局により、資金移動業者として認可されている会社です。
そのため、安心できて手数料が格安で着金が早いとなれば利用しない手はないですよね。
\ 海外在住OK!手数料が安くて早い /
海外送金ならコレ一択!
ワイズの意見を知りたい人は、下記のご覧ください。

楽天銀行
公式サイト:https://www.rakuten-bank.co.jp/geo/
海外送金ができる銀行の中でおすすめしたいのが、楽天銀行。
オンライン専門の銀行なので、海外送金が手数料750円、但し、中継銀行の手数料1000円が加わるので1,700円がかかります。
他行では中継銀行の手数料がいくらかかる分からない場合もあるので、しっかり明記されているので安心ですね。
楽天銀行の手数料は必ずしても安いわけではないですが、銀行を通して送金しているという安心感が違うでしょう。
\ オンラインで完結 /
送金手数料が固定で安い!
新生銀行Goレミット
公式サイト:https://www.shinseibank.com/goremit/
海外送金ができる銀行の中でもう一つおすすめしたいのが、新生銀行。
新生銀行も海外送金にかかる手数料が安いわけではないですが、それ以上のメリットがあるので送金指示を出してから最短10分で着金できること。
一般的な海外送金では着金まで数時間や数日かかることが当たり前なので、それを考えると10分は最強です。
緊急で資金が必要になったときには非常に便利です。
\ 最短10分で着金 /
すぐに現地通貨が必要な時に!
ウエスタンユニオン
公式サイト:https://www.westernunion.com/jp/ja/home.html
世界200の国にある50万以上のWestern Union取扱店や銀行口座にオンラインで送金できます。
ウエスタンユニオンの特徴は、現地に口座がなくてもで店舗で受け取れることです。
さらに、日本のコンビニや郵便局からでも入金ができるので、海外送金に不慣れな方でも海外居住中の子どもなどに資金を渡しやすいというのも大きな特徴です。
\ 現地の銀行口座が不要 /
銀行口座が作れない人にも!
SBIレミット
公式サイト:https://www.remit.co.jp/
SBIレミットは、送金手数料が最安の460円からというサービスが特徴。
フィリピンやベトナムなどに少額で送るのであれば、送金手数料が最安で送金できるのが魅力。
但し、国・地域や通貨によって手数料が変わるので、現地国に送金する際に手数料がいくらかかるかをよく確認する必要があります。
\ 少額の送金向けなら /
住信SBIネット銀行の口座があれば便利!
10万円を送金なら?海外送金サービス比較
次に、海外送金サービスおすすめ5選のほぼ同一日、同一時間で手数料やトータルの送金がどうなるかを比較検証してみました。
前提として、日本円の100,000円(10万円)をニュージーランドの現地通貨で受け取り、送金手数料を含めるとします。果たして、結果はどうなるのでしょうか。
結果は、受取額が多い順に並べています。
ランキング | 海外送金サービス | 受取金額 | 送金手数料 | 為替レート | 着金までの日数・時間 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | ワイズ | 約1,413NZD | 775円 | 70.20 | 約10時間後 |
2位 | ウエスタンユニオン | 約1,373NZD(1位との差:40NZD<約2,800円※>) | 0円 | 72.99 | 1営業日 |
3位 | 楽天銀行 | 約1,360NZD(1位との差:53NZD<約3,700円※>) | 1,750円 | 72.23 | 1~3営業日 |
4位(同率) | 新生銀行 | 約1,358NZD(1位との差:55NZD<約3,850円※>) | 2,000円/td> | 72.13 | 不明 |
4位(同率) | SBIレミット | 約1,358NZD(1位との差:55NZD<約3,850円※>) | 1,480円 | 72.13 | 最短、約10分 |
注)あくまでもシュミレーション上での計算であり、実際の送金額と異なる場合があります。
※日本とニュージーランドのレートを簡易的に70円=1NZDで設定しています。
今回の結果としては、ワイズが1位!そして、ウエスタンユニオンとの差は約2,800円もありました。
それ以下は、ほぼ送金額に変わりはありませんが、着金までの日数に差がでています。
おすすめの国際送金以外のサービス
上記のおすすめの海外送金サービス以外も、下記のような会社があります。
但し、総合的な条件を考えておすすめからは除きました。該当する口座をお持ちの方は、利用を検討されてもいいかもしれません。
- Paypal:海外手数料が490円/回と安いが為替レートが高め
- 三菱UFJ銀行など大手銀行:送金額シュミレーションができない
- ゆうちょ銀行:海外送金にスタッフが不慣れなことも
Paypal
Paypalでは、海外で通販サイトでの購入などに使われている安全なシステムですが、海外送金サービスとしても利用ができますが。但し、独自の為替レートが高いのがネックです。
三菱UFJ銀行など大手銀行
UFJ銀行の他大手銀行では、送金シュミレーションができない銀行も多く、送金手数料も2,000~8,000円と他のサービスと比べると高くなっています。
大手銀行での海外送金のメリットは、窓口でもできること。手数料がネットで利用するよりも高くなりがちですが、多額の送金をするのであれば安心です。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行は、もともと海外送金に強いイメージはなく、スタッフが不慣れなことがあるようです。さらに、法人の国際送金が2020年3月31日(火)をもって廃止されました。
どこがいい?海外送金サービス比較まとめ
今回のコラムでは「海外送金の手数料が安いのはどこ?国際送金サービスおすすめ5選|2023年版」をご紹介しました。
おすすめする海外送金サービスの比較表は、下記のとおりです。
海外送金サービス | 送金手数料 | 中継・受取銀行手数料 | 着金までの日数 | 為替手数料 | 円貨送金手数料※2 |
---|---|---|---|---|---|
ワイズ | 送金金額の0.69%+変動手数料(数十~数百円) | なし | 1〜2日程度 | ミッドマーケットレート※1 | 1,000円 |
楽天銀行 | 750円 | 約1,000円 | 2~4日程度 | 銀行独自のレート(中間レートより約1~1.5%上乗せ) | 3,000円 |
新生銀行 | 2,000~4,000円(銀行口座の有無で異なる) | 中継・受取銀行による | 不明 | Goレミット独自レート(中間レートより約1~1.5%上乗せ) | 送金額の0.1%(最低1,500円) |
ウエスタンユニオン | 独自レートに含まれる | なし | 約1日 | 独自レートに含まれる(中間レートより約2~3%上乗せ) | 取り扱いなし |
SBIレミット | 460円から(送金額による) | なし | 最短10分 | 独自レートに含まれる(中間レートより約2~3%上乗せ) | 取り扱いなし |
※1.ミッドマーケットレート:Yahoo!ファイナンスなどで見られる公式レート。
※2.円貨送金手数料:リフティングチャージともいい、円貨送金(日本円の送金)にかかる手数料。
結論は、海外送金サービスでおすすめは「Wise(ワイズ)」ですね。
ただ、送金額が大きくなると手数料が変動するので、目安として50万円以上を送金するなら手数料が定額の銀行と比較しましょう。
さらに、ワイズは現地の銀行口座が必要なので、急に手元に現地通貨が欲しいなら「ウエストユニオン」か「SBIレミット」を準備しておいてもいいですね。
\ 海外在住OK!手数料が安くて早い /
海外送金ならコレ一択!