海外で買ったビーフジャーキーを日本に持ち込めるか知りたい人向け。
海外でお土産の定番といえば、「ビーフジャーキー」。
ニュージーランドでもスーパーやお土産屋などでビーフジャーキーを手軽に買うことができます。
でも、ちょっと待ってください!実は、税関で申告しても日本に持ち込めないこともあるので注意が必要です。
空港の税関でちゃんと申告しているのに、なぜ日本に持ち込めないのでしょうか?
そこで、今回は「海外で買ったビーフジャーキーは日本に持ち込める?」をご紹介します。
海外で買ったビーフジャーキーは日本に持ち込めない場合もある
結論は、お土産や本人が食べる消費用であっても、輸出国の政府機関が発行する検査証明書のないものは日本への持ち込みができません。
また、ビーフジャーキーは肉製品なので、検査証明書があっても申告して係員が状態を確認します。
例えば・・・
アメリカ(ハワイ、グアム、サイパン、を含む)、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでは、輸出国政府機関が発行する下記の日本向け検査証明書がパッケージに表記されている食肉製品(国によって種類が異なります。)が販売されています。それらについては日本に持ち込むことができます。出典:肉製品などのおみやげについて(動物検疫所)
つまり、アメリカやカナダ、オーストラリア、ニュージーランドの肉製品の持ち込みは「日本向け検査証明書」が必要ということになります。
さらに、
免税店などで販売員から日本への持込可能と案内されたものであっても、検査証明書がなければ日本に持ち込むことはできません。また、日本に持ち込むことができる食肉製品であっても、動物検疫所での検査前に開封された場合は、日本に持ち込むことはできません。十分ご注意ください。
つまり、検査前にビーフジャーキーを機内とかで食べて残ったまま入国してはいけないことになりますね。
日本に着いたら荷物を受け取った後に「動物検疫カウンター」というのがあるので、そこで申告ができます。チェックと言っても、検査済みルールが貼られているか開封されていないかを見るだけなので簡単に終わります。
ちなみに、違反した肉製品は検疫所で「全て没収」されます。
特に、ニュージーランドから日本にビーフジャーキーを持ち込んだ際に検査済みシールが貼られていなくても申告すれば問題ないと考えていたら没収されてしまいました。
ニュージーランドで購入したビーフジャーキーの場合
ニュージーランドの地元スーパーで売られているビーフジャーキーは下記のようなシールが貼られていません。これを日本に持ち込むことは申告してもできないので注意が必要です。
国・地域によっては日本向けの検査証明書が貼られている以外で持ち込みを申告したとしても違反になる場合があるので、事前にホームページなどで持ち込みが可能かを調べておきましょう。
海外で買ったビーフジャーキーは日本に持ち込める?まとめ
今回のコラムでは、「【没収されました】海外で買ったビーフジャーキーは日本に持ち込める?」をご紹介してます。
日本にビーフジャーキーに限らず、肉製品を持ち込む際は事前に確認したほうがいいですね。
ちなみに、逆にニュージーランドに肉製品を許可なく持ち込んだ場合には罰金が課せられます。
例えば、ハンバーガーの食べ残しとか要注意です。実際に知らずに持ち込んで罰金を支払いました。