ワイズ(旧トランスファーワイズ)の送金限度額を知りたい人向けです。


海外送金の手数料が安いことで人気なのが「海外送金のWise(ワイズ)」です。
なかには、ワーキングホリデーや海外留学、海外赴任などで多額の日本円を外貨に両替しないといけない人もいるでしょう。
では、ワイズ(旧トランスファーワイズ)の送金限度額はいくらまでなのでしょうか。
そこで、今回は「【ワイズ(旧トランスファーワイズ)の送金上限】いくらまで?」をご紹介します。
ワイズ(旧トランスファーワイズ)の送金限度額

結論は、ワイズの送金限度額は送金先や送金元の通貨、送金方法により異なります。
例えば、日本から海外に送金する場合は、原則として1回100万円です。但し、回数の制限はありません。
もし、逆に海外から日本に送金する場合は100万円以上でも可能ですが、その場合は「SWIFT送金」になるため手数料が高くなります。
SWIFT送金とは、銀行間など海外送金をする国際送金です。銀行を利用する手数料(中継銀行や受け取り銀行側の手数料など)がかかる場合も。
そのため、ワイズで現地国と日本から海外に送金をする場合には、1回100万円相当まで。
ただ、回数制限はないので、小分けにして送金するのがお得でおすすめです。
各国のワイズの送金限度額については、公式サイトで確認してみましょう。
ワイズの送金限度額が100万円相当の理由

1998年の外為法改正によって海外送金の規制はなくなり、現在では、いくら海外送金をしても問題はありません。
では、なぜ100万円という金額がよく言われているのでしょうか?
実は、外為業務を取り扱う業者は1回100万円を超える場合は所轄の税務署に送金調書を提出する必要があります(海外から日本への送金も同じ)。
実際にHSBC(日本は廃止)で日本からニュージーランドに100万円以上の海外送金をしましたが、詳細な送金の目的などを聞かれました。
そのため、1回100万円相当までという金額が一般的に使われています。
ワイズで自動的にSWIFT送金になる場合は?

海外送金のワイズをする際に、多額の送金をしたい場合には「SWIFT送金」の対象になる場合があります。
当社では次の送金の際にSWIFT送金を行います。 米国以外へのUSD送金、英国以外へのGBP送金、SEPA(Single Euro Payments Area)に加盟していない銀行、及びSEPA圏外へのEUR送金
出典:SWIFT送金についてWise
そのため、ワイズで海外送金をするからといって手数料が必ずしも安くなるわけではないので注意が必要です。
まずは、送金したい国、送金したい通貨などから条件を公式サイトで確認することをおすすめします。
ワイズ(Wise)の送金限度額まとめ
今回のコラムでは「【ワイズ(旧トランスファーワイズ)送金限度額】100万円以上は?海外送金の上限額とは」をご紹介しました。
日本と海外で海外送金をする場合には、1回あたり100万円相当が一般的です。
事業や不動産の購入などで100万円以上を海外送金をすることも可能ですが、手続きが必要になることもあります。
一般的な海外送金の上限額は1回100万円相当となっていますが、上限が変更される可能性があります。
現在、政府では送金事業者への規制を緩和することが検討されており、100万円超の高額な送金も認める方向にあります(令和2年6月現在)。
今後、上限金額が上がる可能性もあり、事業や不動産の購入、学費などの理由で1回で高額な送金をしたい人にとって便利になるでしょう。
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なお、ワイズがどのような海外送金の方法かをさらに知りたい方は、下記のコラムをどうぞ。
