
海外で変圧器は必要なのかな。おすすめも知りたい
海外で日本の電化製品を使いたいなら、必要になるのが変圧器(コンバーター)。
とはいえ、アメリカでは変圧器がなくても日本の電化製品が使えるという意見も。
では、海外生活で日本の電化製品を使うなら変圧器は必要なのでしょうか。
そこで、今回のコラムでは海外で変圧器が必要な理由とコンバーターのおすすめを紹介します。
もし、すぐに変圧器が必要ならカシムラ製のコンバーターがおすすめです。
なお、海外生活で変圧器が必要な理由や、おすすめの変圧器を知りたい方は、こちらから読み飛ばしてくださいね。
海外生活で変圧器が必要な理由は?

基本的に日本の電圧100vは世界的にみても珍しいので、現地国にあった変圧器は必要になります。
ただ、一般的にアメリカの電圧は120Vなので、少しの電圧の差なら日本の電化製品もそのまま使えるという意見もあります。
実は、アメリカといっても国土が広く、120Vと200Vに分かれている場合もあります。特に、電気使用量の多い電化製品の設置場所の近くにあるのは200Vとされているようです。
そのため、120Vとしても電圧の違いはあるので、どちらにしても変圧器を用意しておくほうが安心です。
これでアメリカでも変圧器はあった方がいいのは分かった。じゃあ、「どの変圧器を用意すればいいんだろう?」と疑問に思う人もいるでしょう。
そのような場合には、「カシムラ製の変圧器がおすすめ」です。見た目もコンパクトで、専門の会社なので安心できるのが魅力。
下記は、実際にニュージーランドで使用しているカシムラの変圧器です。
カシムラ製の海外旅行用変圧器もあります。
海外生活でおすすめの変圧器の選び方

海外生活でおすすめの変圧器の選び方は、現地国の電圧と使用したい電化製品の消費電力で選ぶのが基本です。
- 1.現地国の電圧を調べる
- 2.電化製品の消費電力を調べる
- 3.ワット数の2割増しが理想
1.現地国の電圧を調べる
まずは、渡航先の電圧が何Vなのかを調べる必要があります。例えば、アメリカは110V、韓国は220V、ニュージーランドは240Vなど、国によって電圧は様々です。
ガイドブックなどの基礎知識に必ずと言っていいほど電圧数が記載されているので何Vかを調べましょう。ネットで「現地国+電圧」キーワードで調べても分かりますね。
2.電化製品の消費電力を調べる
次に、使いたい電化製品の消費電力がどのくらいかを確認します。多くの場合はワット数(W)やVAで記載されています。1W=1VAです。
例えばヒゲそりなら10W、ドライヤーなら800~1500W、電子レンジなら1000W~1300Wなど、電化製品の種類によっても違いますし、メーカーによっても幅があります。
一般的な電化製品のワット数は以下のとおりです。
ドライヤー | 600~1200ワット |
---|---|
アイロン | 1200~1300ワット |
電気ポット | 900~1400ワット |
ひげ剃り | 5~15ワット |
一部の電化製品、例えばシェーバー、スマホ、ノートパソコン、デジタルカメラなどは海外の電圧に対応しているため、変圧器は不要です。
3.使用する機器のワット数の2割増しが理想
変圧器を選ぶ際には、使用したい電化製品のワット数ちょうどのものを選ぶのではなく、2割増しくらい余裕を持った変圧器が安全でおすすめです。
それでは、おすすめの変圧器をご紹介していきましょう。
海外生活におすすめの変圧器
海外生活におすすめの変圧器は、下記のとおりです。
1.カシムラ 変圧器
220V~240V / 3000W
220V~240V / 2000W
220V~240V / 1500W
220V~240V / 1000W
220V~240V / 550W
カシムラの変圧器は重量があるものの形が旧式と比べるとコンパクトで、部屋に置いてあっても邪魔にならないのが特徴。
2.ミヨシ 海外旅行用変圧器
220~240V対応で40Wまでの電化製品が使用できる海外旅行用タイプ。携帯性もありますが、対応してるワット数が小さいのヒゲそりなどで使用できます。
3.カシムラ 海外旅行用変圧器
AC110V~130V地域で50Wまで、AC220V~240V地域で35Wまで利用できる小型の変圧器。2つの地域の電圧に対応しているして、サーマルプロテクタ(自動復帰)内蔵で安心。
4.ヤザワ 全世界対応変圧器
AC130V~240V地域で1000Wまで対応している全世界対応の変圧器。熱器具専用なのでドライヤー(ナノケアドライヤーは除く)やアイロンなどを利用できるのが便利。対応機器は要確認です。
5.TULINK 全世界対応変圧器
AC100V-240V地域で230Wまで対応している全世界対応の変圧器。過電圧保護、過熱保護、過負荷保護の保護機能つきです。
変圧器と変換プラグ(アダプター)の違い
変圧器とは、国によって異なる電圧を日本の電化製品向けに変換してくれるもの。
海外対応でなければ、日本と電圧が異なる電化製品を使うなら変圧器は必須です。
一方、変換プラグ(アダプター)とは、海外でその国に合ったコンセントに変換するためのプラグ。
コンセントの形状はその国によって様々なので、日本のコンセントと形状が違うものに対応できるタイプの変換アダプタが必要です。

変圧器とアダプターは違うものなので、間違えて使用すると故障や火事などの原因となります。
変圧器とアダプターを間違えて使用すると、故障や火事の危険があるので注意が必要です。基本的に変圧器は電圧のコイルが機器に入っているので重量があります。
色々なタイプがありますが、大型になるとコンセント同士がぶつかってしまうことも。大型のものと小型のものを用意するのがおすすめです。
海外在住におすすめの変圧器まとめ
今回のコラムでは「【海外生活のための変圧器】コンバーターおすすめ5選|2023年版」をご紹介しました。
結論として、海外生活で日本の電化製品を使うなら、アメリカの一部の地域などを除いて基本的に変圧器が必要です。
海外でトラブルに合うと面倒なので、そこはアメリカでも変圧器を用意するのがおすすめです。
もし、すぐに変圧器が必要ならカシムラ製のコンバーターがおすすめです。