アメリカやニュージーランドなどに使える変圧器のおすすめを知りたい人向け。
海外で日本の電化製品が使えると便利です。ドライヤーなど日常的に使用する物などは、日本で買って持っていくほうが品質が良いということも。
ただ、日本の電化製品は海外対応の電圧でないと、間違えて使用すると故障の原因にもなります。
しかも、変圧器は現地国や地域によって電圧が違うので、どの変圧器を持って行けばいいか確認する必要があります。
特にアメリカはコンセントの形状が似ているし、電圧も日本に近いので変圧器なしでいいじゃないの?と思っている人もいると思います。
そこで、今回では「海外在住者おすすめの変圧器5選!アメリカは必要ない?」をご紹介します。
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変圧器の知っておきたい選び方3選
現地国の電圧と使用したい電化製品の消費電力で選ぶのが基本。
- 1.現地国の電圧を調べる
- 2.使用したい電化製品の消費電力を調べる
- 3.使用したい電化製品のワット数の2割増しが理想
1.現地国の電圧を調べる
まずは、渡航先の電圧が何Vなのかを調べる必要があります。例えば、アメリカは110V、韓国は220V、ニュージーランドは240Vなど、国によって電圧は様々です。
ガイドブックなどの基礎知識に必ずと言っていいほど電圧数が記載されているので何Vかを調べましょう。ネットで「現地国+電圧」キーワードで調べても分かりますね。
2.使用したい電化製品の消費電力を調べる
次に、使いたい電化製品の消費電力がどのくらいかを確認します。多くの場合はワット数(W)やVAで記載されています。1W=1VAです。
例えばヒゲそりなら10W、ドライヤーなら800~1500W、電子レンジなら1000W~1300Wなど、電化製品の種類によっても違いますし、メーカーによっても幅があります。
3.使用したい電化製品のワット数の2割増しが理想
変圧器を選ぶ際には、使用したい電化製品のワット数ちょうどのものを選ぶのではなく、2割増しくらい余裕を持った変圧器がおすすめです。
それでは、おすすめの変圧器をご紹介していきましょう。
変圧器おすすめ5選【海外在住者が厳選】
変圧器を選ぶ際には、対応する電圧とワット数を確認しておきましょう。
1.カシムラ 変圧器
220V~240V / 3000W
220V~240V / 2000W
220V~240V / 1500W
220V~240V / 1000W
220V~240V / 550W
カシムラの変圧器は重量があるものの形が旧式と比べるとコンパクトで、部屋に置いてあっても邪魔にならないのが特徴。
2.ミヨシ 海外旅行用変圧器
220~240V対応で40Wまでの電化製品が使用できる海外旅行用タイプ。携帯性もありますが、対応してるワット数が小さいのヒゲそりなどで使用できます。
3.カシムラ 海外旅行用変圧器
AC110V~130V地域で50Wまで、AC220V~240V地域で35Wまで利用できる小型の変圧器。2つの地域の電圧に対応しているして、サーマルプロテクタ(自動復帰)内蔵で安心。
4.ヤザワ 全世界対応変圧器
AC130V~240V地域で1000Wまで対応している全世界対応の変圧器。熱器具専用なのでドライヤー(ナノケアドライヤーは除く)やアイロンなどを利用できるのが便利。対応機器は要確認です。
5.TULINK 全世界対応変圧器
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AC100V-240V地域で230Wまで対応している全世界対応の変圧器。過電圧保護、過熱保護、過負荷保護の保護機能つきです。
【家電別】変圧器のワット数対応の目安
家電ごとにワット数が異なるので、消費電力の目安を知っておきましょう。あくまでも一般的なワット数になります。
炊飯器 | 100~300ワット |
---|---|
ドライヤー | 600~1200ワット |
アイロン | 1200~1300ワット |
電気ポット | 900~1400ワット |
ひげ剃り | 5~15ワット |
日本から持って行きたい家電がある場合には、電化製品のワット数がどのくらいかを確認しておきましょう。海外で長期滞在を考えているなら、大型の変圧器を検討しましょう。
ニュージーランドなど220-240V対応の変圧器が必要な国
韓国、中国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピン、オーストラリア、ヨーロッパの国ほとんど。
実際に海外移住先の電圧をガイドブックの裏表紙に生活の基礎知識として記載がされているので必ず確認しましょう。
多くの国では220-240Vの電圧で、日本のように100Vの国は逆にほとんどありません。そのため、海外旅行や海外移住を検討している人は変圧器が必要かどうかを検討する必要があります。
アメリカなど一部の国は変圧器が必要ない?
アメリカへ渡航される方のなかには、日本の電化製品をそのままアメリカで使えるんじゃないの?と思われている人もいると思います。
実は、アメリカは120Vか200Vの2種類があります。通常のコンセントは120Vなのですが、電気使用量の多い電化製品の設置場所の近くにあるのは230Vと分かれています。
しかも、コンセントの形状が海外では主流の三つ又ではないですが、縦2つの差込の幅は日本と同じ。
そのため、日本の電圧のまま電化製品を使う方もいると聞いていますが、電圧が違うので安全のためにも変圧器を用意しておいたほうが安心でしょう。
このように2種類の電圧がある国や地域は、カナダや台湾、フィリピンなどがあります。
実際にニュージーランドで使用しているカシムラの変圧器
管理人である私が使用しているのは、まさしくカシムラの変圧器です。見た目にシンプルで、安心できるカシムラ製ということで選びました。
今は、日本から持ってきた衣類スチーマーやこたつ用として使用しています。
海外移住をする際に持ってきておいて重宝していますが、海外旅行レベルであればコンパクトものでも一つあれば便利ですね。
変圧器を購入したら忘れずにアダプターも購入しておきましょう。
変圧器と変換プラグ(アダプター)の違い
変圧器とは、国によって異なる電圧を日本の電化製品向けに変換してくれるもの。海外対応でなければ、日本と電圧が異なる電化製品を使うなら変圧器は必須です。
一方、変換プラグ(アダプター)とは、海外でその国に合ったコンセントに変換するためのプラグ。
コンセントの形状はその国によって様々なので、日本のコンセントと形状が違うものに対応できるタイプの変換アダプタが必要です。
変圧器とアダプターは違うものなので、間違えて使用すると故障や火事などの原因となります。
変圧器とアダプターを間違えて使用すると、故障や火事の危険があるので注意が必要です。基本的に変圧器は電圧のコイルが機器に入っているので重量があります。
海外在住者おすすめの変圧器5選まとめ
今回のコラムでは、「【厳選】海外在住者おすすめの変圧器5選!アメリカは必要ない?」をご紹介しました。
変圧器なんて必要ないんじゃないかと思いがちですが、意外と日本の電化製品を使いたくなって海外では探しても変圧器が見つからないことも。
海外引っ越しで重量にそれほど制限がなければ、ワット数が大きい変圧器ならカシムラの変圧器が安心で見た目にシンプルなのでおすすめです。
海外旅行や移動用が多い場合には使用したい家電に合わせたワット数対応の変圧器を選びましょう。