戸籍謄本の翻訳(英訳)が必要な人向けです。
海外移住を計画している人や海外生活をしている人のなかには、急に海外留学やワークビザの取得、永住権申請のために戸籍謄本が必要になることがあると思います。
戸籍謄本は日本独特な書類なので、日本語のまま海外の学校や機関に出しても受け付けてくれないということが一般的なのではないでしょうか。
そのような場合は、翻訳(英訳)を一緒につけて提出する必要があります。ただ、戸籍謄本の翻訳をしてもらうにして事前に確認しておかないと後で困ることになるかもしれません。
そこで、今回は「【急ぎで翻訳】戸籍謄本を英語翻訳してもらうときの3つの注意点!自分でやってもいいの?」をご紹介します。
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海外から戸籍謄本を取り寄せる方法
海外在住者が本籍のある市町村から戸籍謄本を取り寄せる方法は、家族などに委任して取得してもらうか、なかには海外に戸籍謄本を配送してくれる自治体もあります。
もし、日本に家族など親戚がいない場合は、戸籍謄本を取り寄せ代行をしてもらえるサービスもあります。

戸籍謄本を翻訳(英訳)してもらう際の注意点
戸籍謄本を翻訳(英訳)して学校や公的機関に提出する場合には、下記の点を事前に確認しておくべきです。
- 戸籍謄本の原本だけでいいのか
- 自分で翻訳してもいいのかどうか
- 翻訳した証明書が必要どうか
戸籍謄本の原本だけでいいのか
海外の学校などの場合でも日本スタッフが駐在していることがあるので、翻訳はつけずに原本だけでいい場合や本人が翻訳してもいいというケースもあります。
翻訳した証明書が必要どうか
ただ、海外の公的機関の場合には、翻訳文書の他にも「翻訳証明書(Certificate of Translation)が必要」「政府指定の翻訳会社がある」などがあるので事前に確認しておくことが重要です。
自分で翻訳してもいいのかどうか
提出先によっては、翻訳証明をつけずに自分でやってもいいという場合もあります。自分で翻訳をする場合には費用もかからないメリットがあります。
ただ、戸籍謄本を自分で翻訳するのは慣れていないので、その場合はココナラで翻訳代行を利用してみましょう。
戸籍謄本を翻訳(英訳)してもらう会社の選び方3選
上記でも紹介したとおり、戸籍謄本を翻訳(英訳)サービスに依頼するには下記の点を参考に選びましょう。
- 納期がどのくらいか
- 翻訳証明書があるか
- 料金が適正か
納期がどのくらいか
戸籍謄本の翻訳にはほとんど時間がかからないと言われています。なぜならテンプレートが決まっているので、名前や住所などを変更するだけいいためです。ら、依頼数も多く、
2~3日と余裕を見ているのがほとんどですが、翻訳サービス会社によっては「特急」ようなオプションもあるので検討してみましょう。
翻訳証明書があるかどうか
翻訳サービスを会社として運営している場合には、翻訳証明書(Certificate of Translation)を発行していることがほとんどだと思います。
ただ、翻訳サービスを個人でしている場合などには会社名で記載された翻訳証明書がもらえるかを確認しておくことが必要です。
料金が適正かどうか
戸籍謄本の翻訳(英訳)は翻訳会社によって料金が様々です。翻訳が完了する日数のスピードでも料金が違ってきます。
海外で戸籍謄本が必要な場合は、「急ぎで欲しい」ということが多くなりがりです。翻訳サービス会社で証明書が発行できるのか確認することも大切です。

戸籍謄本を翻訳(英訳)してもらった後は?【公証・認証】
戸籍謄本を翻訳をしてもらった後には、学校や公的機関によっては【公証】や【認証】が必要になる場合があります。
公証とは、自分で公証役場に行いって翻訳文が本物であるということを担当者の前で証明を受けることす。
一方、認証とは、海外の大使館や領事館で公的な文章の翻訳を証明することです。
海外で戸籍謄本が必要な場合は、自分で公証役場に行くことは一時帰国をしない限りは難しいので、一般的には在外公館で認証を受けることになるでしょう。
例えば、オークランド領事館では「翻訳証明」を受け付けています。申請人が作成した翻訳文が原文書(日本の公文書)の翻訳であることを証明してもらうもので、
文書の内容を証明するものではないので注意しましょう。
参考サイト:公印確認・アポスティーユとは | 外務省
戸籍謄本を翻訳(英訳)してもらう方法や注意点まとめ
今回のコラムでは、「【急ぎで翻訳】戸籍謄本を英語翻訳してもらうときの3つの注意点!自分でやってもいいの?」をご紹介しました。
海外で急に戸籍謄本が必要なった!ということは意外にあることです。戸籍謄本を取得するには、日本で代理人を通じて取得してもらうか、市役所などに直接送付してらもうかができます。
但し、学校や公的機関に提出する際には翻訳(英訳)が必要になることがほとんどなので、日本で翻訳をつけるのか、海外に到着してから翻訳をしてもらうのかも事前に考えておく必要があります。