海外就職や海外転職で英語のリファレンスが必要な人向けです。


海外就職や海外転職で英文履歴書を作る時に必要なのが、「リファレンス」。
リファレンスとは、日本語の意味では「参照」ですね。
では、海外就職や海外転職で求められるリファレンスとは何を意味しているのでしょうか?
そこで、今回は「【英語のリファレンスとは?】海外就職で必要な履歴書の内容」をご紹介します。
海外就職で必要な英文リファレンスとは?

リファレンスとは、応募者の前職での実績や勤務状況に偽りがないかを前職の人に確認をすることです。
実際には仕事経験がなければ学校の先生に学業のこと、前職があれば上司に仕事の内容や仕事ぶりを手紙にして書いてもらうことです。
目的は本当にその会社で働いていたのかや仕事ぶりを確認するものですが、実は転職に限らず、ワークビザやパートナービザなどを申請する際にも求められることがあります。
これは日本にはない文化なので、正直、戸惑うことも。意外と海外ではリファレンスを重きを置いていることがあります。
海外就職のリファレンスチェックとは

海外就職におけるリファレンスチェックとは、会社が採用しようとするに応募者の以前の上司などに対して、経歴や人柄を問い合わせることです。
海外では応募者が英文履歴書の最後にリファレンスの項目を作って、問い合わせ先を記載しているのが一般的です。
でも、本当に問い合わせをしないでしょ?と思われるかもしれませんが、海外では習慣の違いからか本当に連絡することがあります。
実際にリファレンスを書いた友人から応募した企業から問い合わせの連絡があったことを、こそっと教えてくれたことがありました。

【実例1】リファンスを書いて欲しいと会社からメールが届きました
ある会社の同僚が転職をする際に企業からリファンスを求められたそうです。私の名前とメールアドレスを伝えると、以下のメールが送られてきました。
Hello □□□,
An applicant for one of my rental properties has given you as a reference.
If you would be happy to answer the below questions that would be great.
1- What is your relationship to △△△?(あなたとの関係は?)
2- How long have you known her?(どのくらい彼女を知っている?)
3- What is her job role?(彼女の仕事の役割は?)
4- How long has she worked there?(そこでどのくらい働いていた?)
5 – How would you describe her character?(彼女の性格はどのような感じ?
6- If you were a landlord would you rent to her?(もし、あなたが大家なら彼女に家を貸す?)
7- Are they permanent/full time?(永住権?それとも会社員?)
Thank you and kind regards,
△△△
もちろん英語で回答する必要があるのですが、質問がアバウトすぎるので返答に困りましたが何とか記入して返信しました。特に、7番は面白い質問でした。
このように実際にメールが届いたりするのがリファレンスチェックのひとつです。

【実例2】転職した部下の応募した会社から人づてに連絡がきました
実際に私が前に勤めていた会社の部下が転職するために応募した雇用主から人づてに働きぶりを教えて欲しいと連絡がありました。
その部下にリファレンスを頼まれたわけではないですが、私を知っている人が雇用主の知り合いで人づてで連絡きました。
連絡では「その人の働きぶりはどうだったか」を教えて欲しいという内容。
実は、その応募者とは連絡を取り合っている仲だったので、事実を伝えて晴れて転職することができました。
もちろん、その応募者に連絡がきたことを伝えたら驚いていました。
自分でリファレンスのレターを記載することも

もし、友人に英文でリファレンスのレターを書いてもらわずに時に、自分で作成して、サインだけもらう方もいます。
なかなか内容まで書いてもらうのは手間がかかるし、内容を確認してサインをもらうので、ある程度は仕方ないことかもしれません。
さらに、リファレンスのレターをお願いした人には、もしかすると連絡があるかもしれないことを伝えておきましょう。
もちろん、会社側もそれは分かっているので、あえて連絡をしてくること少ないですが、信用を得ているという証として記載していることが多いでしょう。
英文のリファレンスとは?まとめ
今回のコラムでは「【英文のリファレンスとは?】海外就職で必要な履歴書の内容」を紹介しました。
海外のなかには規模が小さい会社もあるので、従業員を採用することが重要になってきます。そのため、できるだけ応募者の情報を得ようとします。
その際、使われるのが英語のリファレンスです。
日本ではリフレァンスの文化がないので、おろそかにしがちになったり面倒ですが、国が変わればルールも変わるということで慣れるしかありませんね。
もし、英語のリファレンスを頼まれたら、英語の練習と思って記入してあげましょう。もし、記載方法が分からなければ代行してもらう方法もあります。
