海外引越しの方法や費用を安くしたい人向けです。

いざ、海外赴任や海外留学などで海外生活をすることになったら、海外への引越しをすればいいのかな?と疑問に思いますよね。
海外引越しを行っている業者は国内向けより多くはありませんが、どのくらい必要がかかるのかなと心配になるでしょう。
そもそも、海外引越しはどの業者にお願いしたらいいの?と疑問に思う人も。
そこで、今回は「【海外引越しの業者ならコレ!】選び方と費用を安くする方法」をご紹介します。
海外引越し費用の相場はどのくらい?

結論は、海外引越しの費用は日本国内で引っ越しをする場合と比べて目安がありません。
国内であれば、荷物の量や地域によって料金が決まっていることが一般的なので、費用の目安がつきやすくなります。
一方、海外では国や地域によって事情も異なり、海外引越しを取り扱う大手業者でも、料金は表示されておらず、問い合わせや見積もりが必要になります。
以前、日本からニュージーランドに海外引越しの荷物を約90Kgを送ってもらうと約20万円もかかるという見積もりも。
こういった料金も業者同士を比較しないと、本当に安いのか?普通なのか?という判断ができないことになります。
海外引越しが決まったらやるべきこと

海外引越しの業者に見積もりを依頼する前にやるべきことがあります。それが、荷物の大きさと量を決めることです。
荷物の大きさや重量によって費用が大きく違ってくるので、ある程度、決めておかないと見積もりを依頼することができないですよね。
- 大型家具を持って行くか決める
- 必要ない物は処分する
- 現地で購入できる物は持って行かない
大型家具を持って行くか決める
海外引越の場合は、パレットと呼ばれる台車で料金が決まることが一般的です。そのため、できるだけ台車に収まるような荷物を選ぶことになります。
ただ、パレットに入りきらない大型家具などがあれば、別途、輸送が費用になるため費用が上がりがち。
会社が負担するなら構わないという考え方もありますが、日本の大型家具を海外引越で持って行くかどうかを検討しましょう。
大型家具を持って行けないようであれば、「不用品買取のエコノバ」などで査定をしてもらうのがおすすめです。
必要ない物は処分する
引越しが決まると色々なものを荷物に詰め込みたくなりますが、海外引越しでこれをしてしまうとすぐに料金が上がってしまいます。
まずは、国内引っ越しと同様に現地で必要かどうかを見極める必要があります。
その上で必要でないものは、捨てる(断捨離)をするのが基本です。
海外引越しの場合は、重量よりも段ボールの個数で料金が変わるので、できるだけ大きさを少なくするのが費用を抑えるコツです。
いずれ日本に帰国する予定があるのなら、一旦、トランクルームに預けておくのも方法のひとつです。詳しくは、下記のコラムでもお伝えしています。

現地で購入できるものは持って行かない
海外に在住している人から言わせると「現地で購入できるものは持って行かない」が基本。
ただ、海外では手に入りにくいものがあるので、そこはリストを作って厳選しておく必要があります。
例えば、ニュージーランドには日本の100均のお店(ダイソーなど)がありますが、価格が日本の2~3倍ほどします。
どうやって選ぶ?海外引越し業者の選び方
海外引越し業者の選び方は、下記のとおりです。
- 海外引越しの対象地域かどうか
- 海外引越の料金が妥当かどうか
- 海外引越し荷物の補償内容
海外引越しの対象地域かどうか
そもそも、海外といっても国や地域によって交通事情が違うので、業者が対象地域かどうかを確認することが大切です。
海外引越しの料金が妥当かどうか
海外引越しの料金は見積もりを出してから分かることが多いので、まずは複数社に見積もりを依頼して、料金が妥当かどうか検討しましょう。
海外引越し荷物の補償内容
海外では荷物が普通に届かないことが多く、段ボールが破れていたり、中身が壊れていたということも。
そういった時のために、万が一、荷物にトラブルが起こった時の補償内容を確認しておきましょう。
海外引越しに対応している大手業者一覧
まずは、海外引越しに対応している大手業者は下記のとおりです。
上記以外にも一括で見積もりが検索できるサイトもあります。
海外引越しの一括見もりなら、引越し侍の海外引越しが便利です。海外引越しに対応している業者からの見積もりが簡単に手に入れることができます。
見積もりを複数社とるときのコツは、ひとつは大手の会社から見積もりを取ることです。
そうすることで料金の目安がでてくるので、大手以外からの値切り交渉の基準となります。
海外引越し業者に依頼しない方法

引越し業者に依頼するのも方法のひとつですが、その他にも海外に荷物を持っていく方法があります。
- 航空機の預け入れ荷物を増やす
- 国際郵便でダンボールを送る
- 大型の家具だけを送る
航空機の預け入れ荷物を増やす
海外渡航時にスーツケースなどの預け入れ荷物の個数制限を増やすというのも方法のひとつです。
郵送するよりも安く、数十キロの荷物を一般的に数千円で持っていけるのは大変お得です。
重量やサイズ制限があるので、大きなものは入れることができませんが、海外引越し業者と併用することで費用を抑えることができます。
国際郵便でダンボールを送る
私の場合も郵便局から船便で海外へ段ボールを発送しましたが、費用も比較的安いのでお得です。
ただし、自分でインボイス(内容の個数や価額を記入)などを記入する手間がかかります。
船便は到着までに数か月かかることがありますが、費用が安いので現地国ですぐに使わないものや大きい家具などを送る場合には適した方法です。
荷物も郵便局に連絡すると持って行ってもらえるので便利でした。
海外転送サービスを利用する
基本的に海外引越しで困るのが、大型の家具(ソファー、ベット、クローゼットなど)でしょう。
海外で新しく購入するより使い慣れた家具を使いたいですよね。
大型のものだけを海外転送サービスに依頼して、あとは郵送で対応するのも費用を安くするコツです。
例えば、家具などの大きなものをを配送しているくれる業者には、ラッゲージフォアードなどがあります。
こちらの業者では、発送先の国により制限がありますが胴回りと長さが3m以上、長さが1.5m以上、重量30Kg以上が対象となります。

海外引越し前の国内引越しの準備も忘れずに
海外移住前に居住していた家や住居にあった荷物を実家などに送る必要もありますよね。
意外と業者さんに見積額が違うので、日本国内の引越しでも比較することも大切です。
引越しがネット予約できるようになりました。引越し侍の予約サービスなどのサービスを利用してみましょう。
海外赴任や海外移住の海外引越し方法まとめ
今回のコラムでは、「【海外引越しの業者ならコレ!】選び方と費用を安くする方法」をご紹介しました。
海外引越し業者の選び方は、下記のとおりです。
- 海外引越しの対象地域かどうか
- 海外引越の料金が妥当かどうか
- 海外引越し荷物の補償内容
さらに、海外引越し業者に依頼しない方法も。
- 航空機の預け入れ荷物を増やす
- 国際郵便でダンボールを送る
- 大型の家具だけを送る
海外引越しの費用を低く抑えるには引っ越しをする本人が見積もり&値切り交渉、断捨離などの色々とやらないといけないことになります。
早めに海外引越しのスケジュールを作って行動を起こすことが大切です。