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【パスポートの旧姓併記】海外で旧姓を併記するメリットとは?

パスポートの旧姓併記

海外でパスポートの旧姓併記は何に役立つのか知りたい人向け。

海外移住したい人
海外移住したい人
「パスポートに旧姓を記載できるようになると聞いたけど、海外でメリットはあるのかな。どんな時に必要なのだろうか。」

こういった疑問に@海外移住FPが回答します。

当サイトではブログを書きつつ、海外移住の手続きや海外生活のコツを紹介しています。

原則として、パスポートは戸籍上の氏名のみを記載することになっています。

ただ、近年、仕事で旧姓を使用する人が増えていることを踏まえて、希望する人は旧姓を併記できるように手続きを見直すことになりました。

このコラムでは、「パスポートの旧姓併記は海外で何に役立つのか」が分かります。

そこで、今回は「海外でパスポートの旧姓併記は必要?」をご紹介します。

【回答】海外でパスポートの旧姓併記は必要?【ワークビザ・永住権の申請】

結婚してもそのまま旧姓で仕事してる人、国際結婚する人、など。

さらに、ワークビザや永住権の申請のために過去の職歴や学歴を証明する必要がある人です。

ワークビザや永住権の申請書類として

実は、ワークビザや永住権などを申請する際に過去の職歴や学歴を求められる場合があります。

私もニュージーランドでワークビザを取得する際に職歴と学歴の証明を求められました。もし、結婚をして姓が変わっていれば、記載している名前と現在の名前が違っていることを示す必要があるかもしれません。

移民局は国々の「姓」システムなどは分からないことがあるので、パスポートなどの正式な氏名から本人の書類であることを確認します。もし、違っていれば疑われて問い合わせが来る可能性も否定できません。

そのような場合にパスポートに旧姓が記載されていれば証明せずに済みますね。

パスポートの旧姓併記はいつからできる?

あくまで年度内にも実施する方針だけ決まっています。現状では、具体的な時期や次回のパスポート更新まで併記を待たないといけないのか等も決まっていません。

具体的には、パスポートを申請する際に旧姓の併記を希望すれば、姓のあとに「かっこ書き」で旧姓を併記できる見込みです。戸籍謄本などの確認のみで旧姓使用が可能になるように検討中とのことで何も決まっていません。

外務省のホームページに記載例が掲載されています。
旧姓
出典:旅券(パスポート)の別名併記制度について(外務省)

さらに、旧姓の併記を認めると渡航先でトラブルになる恐れがあるので、旧姓の意味を英語で説明するカードを作成して配布することになっています。

かっこ書きによる別名併記は日本独自の仕組みです。スマホにしてもデビットカードにしても日本は独自のシステムにするのが定番ですね。

現在も旧姓で記載が可能

実は、現在も旧姓で記載ができる場合があります。それは、申請者の海外渡航や外国での生活等の便宜から特に必要と判断した場合に併記が認められています。

ただし、必要とされるのは「外国での旧姓の論文の発表」や「職場・業務の渡航による旧姓使用の実績証明」、「国際結婚」などの要件になっています。

そのため、希望があれば旧姓を併記できるように見直される方向にあります。

運転免許証も旧姓併記が可能に

令和元年12月1日から、希望に応じて運転免許証に旧姓を併記できるようになります。

希望者は免許証を取得・更新する際に旧姓が併記された住民票かマイナンバーカードを添えて申請することで可能。

運転免許証の表の氏名欄に「旧姓を使用したフルネーム」がカッコ書きで記載されます。手数料2250円で再交付して併記することもでき、手持ちの免許証の裏面に印字するだけなら無料です。

運転免許証は海外で通用する証明書ではないので、日本で急に旧姓の証明が必要になったとき(金融機関での名義確認など)でしょうか。

別姓併記なら夫婦別姓でもいいのでは?

そもそも現在の民法のもとでは、結婚に際して男性又は女性のいずれか一方が必ず氏を改めなければなりません。

その背景には「夫婦は同じ姓じゃなきゃ意味がない」や「絆が壊れる」、「子供の姓はどうするのか」などという考え方があります。

そして、現実には男性の氏を選び、女性が氏を改めることが当たり前のようにされています。しかし、現実には姓を変えることで、様々な名義変更が必要になるため、女性は夫婦別姓を希望している人が多いでしょう。

ともかく、いきなり夫婦別姓になることは難しいので、まずは旧姓併記になることなりますね。