JRパス(ジャパンレールパス)の購入方法や料金を知りたい人向け。


海外からの観光客などを対象にJR各社が発行する鉄道/路線バスが乗り降り自由で利用できる乗車券パスが、Japan Rail Pass(ジャパンレールパス)。
ジャパンレールパスは条件がありますが、新幹線に乗り放題サービスなので移動に便利。
しかも、このパスが使えるのは外国人だけではなく、日本人でも条件をクリアすれば購入することができるのが大きな魅力です。
では、ジャパンレールパスの購入方法や料金を知りたい人も多いでしょう。
そこで、今回は「【JRパスの購入方法や料金】ジャパンレールパスの利用条件」をご紹介します。
JRパス(ジャパンレールパス)とは?
公式サイト:https://japanrailpass.net/
ジャパンレールパスとは、JRグループ6社が共同して提供するパスで主に日本国以外からの訪日外国人を対象にした新幹線の乗り放題パスです。
そのため、日本国籍を持つ日本人がジャパンレールパスを購入するのには条件をクリアする必要があります。
※日本人の海外在住者向けのジャパンレールパスは廃止されるという話も出ているので、いつ条件が変更になるかは分かりません。
JRパスの購入資格|日本人でも購入可
JRパス(ジャパンレールパス)の利用資格がある人は、以下の人です。
- 利用資格1.日本国外に居住者で現地の永住権を有している人
- 利用資格2、海外に10年以上の在留証明書が取れる人
在留証明書は、現地国の大使館や領事館などの在外公館で手に入れることができます。
つまり、2、に当てはまる人であれば永住権を持っていなくても、海外在住で日本国の旅券を有する日本人でも10年以上の滞在が証明できれば利用ができることになりまs。
JRパスの購入方法・料金や引き換え場所
基本的に日本国外のJR指定発売店や大手代理店(旅行会社など)販売されています。
日本国内では購入できないので注意しましょう。
JRパスの料金
ジャパンレールパスにはグリーン車用と普通車用(指定席)の2種類があり、さらにそれらが7日、14日、21日間用パスに分かれています。
但し、利用資格によって料金が異なるので注意が必要です。
【利用資格1.日本国外に居住者で現地の永住権を有している人】
出典:https://japanrailpass.net
【利用資格2.海外に10年以上の在留証明書が取れる人】
出典:https://japanrailpass.net
上記、共に2020年4月1日現在。今後、変更される可能性があります。
※Web上で購入する場合、現地通貨における実勢価格は引換証発行時のBSR(銀行売値)等により換算されて日本円で決済されます。
JRパスの引き換え場所
日本国外では引換証のみが渡され、日本到着後に引換箇所(駅にある旅行センターなど)で、引換証と交換でパスが入手できます。
2020年6月1日からWebで予約ができるようになりました!
JRパスを購入する前の注意点
JRパス(ジャパンレールパス)を利用するときには、様々な注意点があります。購入する前にルールを知っておきましょう。
- ジャパンレールパスは記名本人のみ使用可能
- 駅などでは係員のいる通路を通る
- 使用中は必ず旅券を携帯する
- 指定席を利用する場合は指定席の指定をする(追加料金は不要)
- 紛失(盗難の場合を含む。)の場合、再発行はできない
- 原則として払いもどしは有効期間の開始日前まで可能(手数料が必要)
特に気をつけたいのが、列車や路線が限定されていること。
原則としてJR各社の新幹線・特急・急行・快速を含む全列車。
ただし、 新幹線の「のぞみ」・「みずほ」には乗車できないなど制限があるので、事前に対象路線を確認しておく方がいいと思います。
新幹線の「のぞみ」や「みずほ」以外にも乗車できない条件があるので注意しましょう。
利用できる路線は、路線適用範囲|ジャパンレールパスネットで確認ができます。
JRパスの購入方法や料金まとめ
今回のコラムでは「【JRパスの購入方法や料金】ジャパンレールパスの利用条件」をご紹介しました。
ジャパンレールパスには様々な購入や使用条件があるので、よく確認してから購入するのがおすすめです。
条件が厳しいですが、日本人でも10年以上現地国で滞在していることが証明できれば購入することができます。
ただし、購入には在留証明書が必要になるため、在外公館で取得する必要がありますね。