国際キャッシュカードのおすすめがどれか知りたい人向け。
日本のキャッシュカードと同じ感覚で海外のATMから現金を引き出せたり、ショッピングにも使えるのが国際キャッシュカード。
クレジットカードと違って口座残高までしか引き出せないので、盗難や紛失があっても安心できるのが大きな魅力。
ただ、国際キャッシュカードは銀行ならどこでも作れるわけではないので、どこで作ることができるのが知っておくと便利です。
そこで、今回は「国際キャッシュカードおすすめ3選」をご紹介します。
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国際キャッシュカードおすすめ3選
発行されている国際キャッシュカードを一覧にしてみました。作成するカードによって手数料や付属サービスが異なるので、発行する際にチェックしておきましょう。
1.りそな銀行の「りそなVisaデビットカード」
提携先 | :VISA |
決済銀行 | :りそな銀行 |
発行手数料 | :無料 |
年会費 | :1,000円(初年度無料) |
換算レート | :提携レート+2.5% |
ATM手数料 | :ATMによる |
利用限度額 | :残高の範囲内かつ50万円/日 |
その他サービス | :利用後のメール通知 |
特典 | :りそなポイント/JALマイレージプログラムJMB |
申し込みサイト | :りそなVisaデビットカード |
※2013年10月23日時点で確認したものであり、最終的な情報は各社ホームページでご確認ください。
2.新生銀行のインターナショナルキャッシュカード
提携先 | :VISA |
決済銀行 | :新生銀行 |
発行手数料 | :無料 |
年会費 | :無料 |
換算レート | :提携レート+4% |
ATM手数料 | :ATMによる |
利用限度額 | :0円~10万円/日の範囲内設定(初回、要設定) |
申し込みサイト | :インターナショナルキャッシュカード |
※2013年10月23日時点で確認したものであり、最終的な情報は各社ホームページでご確認ください。
3.楽天銀行のデビットカード
提携先 | :VISA/JCB |
決済銀行 | :楽天銀行 |
発行手数料 | :無料 |
年会費 | :ゴールドデビットカード(Visa)3,086円/デビットカード(Visa)1,029円/デビットカード(JCB) 無料 |
換算レート | :提携レート+3.024% |
ATM手数料 | :ATMによる |
申し込みサイト | :デビットカード |
※2013年10月23日時点で確認したものであり、最終的な情報は各社ホームページでご確認ください。
国際キャッシュカードとクレジットカードとの違い
国際キャッシュカードはクレジットカードのキャッシングと異なり、日本の銀行口座から残高限度額内で使うときに、その時の為替レートで現金を引き出すことができます。
通常、「キャッシング」は引き落とし日までに金利がかかりますが、国際キャッシュカードの場合は、その都度、お金を引き落とすので金利がかかりません。
使用方法は日本のATMと同じで、日本で銀行からお金を引き出す感覚で出来ますし、ショッピングもクレジットカードと同じです。ただし、口座に残高がなければ使用できません。デビットカードも呼ばれています。
国際キャッシュカードのメリット・デメリット
メリットとしては・・・
- 多額の現金を持ち歩かなくて良い
- 現地で銀行を開設しなくても良い
- 日本に帰国する際に現地通貨を日本円に両替しなくても良い
など。
逆にデメリットは・・・
- 1日(1回)の引き出し限度額が低い
- 口座に入っている預金がリスクになる
- 現金を引き出す際にVISAやMASTERが定めたレート+3~5%に加えて、一般的に引き出し1回につき手数料(約100~200円)がかかる
国際キャッシュカードのメリットは、クレジットカードと違って金利がかからないこと。使った分だけ口座から引き落とされるので使い過ぎや、その場で口座から引き落とされているかが確認することができます。
ただ、キャッシングの場合は、ATMからの引き出し料金やレートが高めに設定されているので使い過ぎには注意が必要です。
国際キャッシュカードを使う際の注意点
海外のATMでは、連続して数回暗証番号を間違えた場合や操作にとまどい、一定時間以上放置した場合など防犯のために、ATMがカードを吸い込むことがあります。
実際に私の場合は現地の銀行カードでしたが、暗証番号を数回間違ったためにATMにカードを吸い込まれました。
その銀行では吸い取られたカード(銀行の担当者からEatingされたのね?と言われました)はそのまま破棄され、新たにカードを発行しなくてはならなくなりました。
国際キャッシュカードの場合、一般的に現地で再発行が出来ないので注意しましょう。
国際キャッシュカードおすすめ3選まとめ
今回のコラムでは、「【海外移住FPが回答】国際キャッシュカードおすすめ3選!海外で便利なカードはどれ?」をご紹介しました。
どの銀行でもデビットカードとなる国際キャッシュカードが作れるわけではないので、カードを作成できる銀行口座を開設するのも方法の一つ。
ただ、国際キャッシュカードだけ作成するよりも、クレジットカードや海外プリペイドカードの予備として持っていくのがおすすめです。

