女性1人でも海外移住を実現する方法を知りたい人向けです。


私がニュージーランドに7年間滞在していた間に、女1人で海外移住を実現してきた人に出会ってきました。
海外生活に憧れる方も多いと思いますが、意外と実現するのは難しいもの。しかも、女性1人でとなると心配になることも多いでしょう。
では、そもそも、女性1人で海外移住はどのようにすればいいのでしょうか。
そこで、今回は「【女性1人で海外移住ならコレ!】海外生活を実現する方法」をご紹介します。
女性1人で海外移住を実現するには?

女性1人で海外移住を実現するためには、移住先の長期で滞在できるビザ(査証)の取得ができるかどうかです。
もちろん、渡航資金や現地での滞在資金なども必要になりますが、必須ではありません。
極論、ビザがあれば、20代・30代・40代・50代・60代など年齢にかかわらず女性1人で海外移住ができます。
観光であれば、観光ビザやノービザでも数ヶ月は滞在できる可能性がありますが、その他のビザとなると簡単にはいきません。
次に、滞在ビザを取得するための手段をいくつかご紹介します。
海外移住に必要な滞在ビザの取得方法

海外移住に必要な滞在ビザの取得方法は、主に下記のとおりです。
- ワーキングホリデービザ:通称ワーホリ
- 学生ビザ:海外留学
- 労働ビザ:海外就職
- フリーランスビザ:ノマド
- 退職者ビザ:定年退職後
- 配偶者ビザ:国際結婚・国際恋愛
ワーキングホリデー:通称ワーホリ
長期の滞在ビザのなかで、働きながら基本的に1年間(延長や2年もあり)海外生活ができるビザがワーキングホリデービザです。
通称、ワーホリの国や上限年齢は限定されていますが、滞在資金があれば取得しやすいビザなので、まずは検討してみるのがおすすめ。
ワーホリの相談なら、下記のコラムも参考にしてみてくださいね。

学生ビザ:海外留学
ワーホリで使えない国や年齢であれば、現地国の学生になってビザを取得する方法もあります。
なかには卒業後に労働ビザが取得できるコースもあり、労働ビザの取得を目的に学生になるという方も多いですね。
労働ビザ:海外就職
現地国の企業から労働できるビザを発給してもらうともらえるのが、通称ワークビザです。ただ、直接雇用はハードルが高いのがネック。
日本滞在時から就職サイトなどから応募できることもあり、特殊な技術があれば就職しやすくなります。
フリーランスビザ:ノマド
国・地域のなかにはフリーランス専用のビザが発給されることもあります。基本的にフリーランスなので、日本から収入を得て生活している方も。
特に、WEB系やオンライン日本語教師など、パソコン1台あれば稼げるスキルを持っている人なら取得しやすいでしょう。
退職者ビザ:定年退職後
定年退職して年金生活をしている方のなかには年金をもらいつつ海外生活をしている人も。年金だけでは大変なので、あくまでも貯蓄ベースです。
さらに、現地国に潤沢な資金を預けたり、投資にまわさないといけないこともあるので、意外とハードルが高いビザです。
配偶者ビザ:国際結婚・国際恋愛
国際結婚をして配偶者としてビザを取得するのも方法のひとつ。ただ、いきなり結婚相手を見つけるのは大変なので、マッチングアプリとかで探している方も。
ただ、国・地域によっては結婚せずとも恋人同士でビザが発給されることも。観光ビザで渡航して、現地で相手を見つけるor見つかったということもあります。

海外移住ならビザ発給条件を確認しましょう
では、どのようにしてビザ発給条件を確認するかですが、基本は「現地国の移民局ホームページ」で確認することが前提です。
もちろん、現地の言語で記載されているので、語学力も必要になりますね。
ただ、学校であれば斡旋会社、就職であれば就職サイトなどでビザ情報を取得できることもあるので、問い合わせをしてみるのも方法のひとつです。
なかには高い費用だけを払わせる会社もあるかもしれないので、口コミや評判もよく調べておきましょう。
ニュージーランドで海外移住を実現した実例

実際にニュージーランドで出会った方で海外移住を実現させた実例をいくつかご紹介します。
ニュージーランド限定ですが、イメージがわきやすくなるかもしれません。
実例:ワーホリ→労働ビザ
ワーホリで現地で仕事をみつけて、そのまま会社から労働ビザのオファーが来た例です。ニュージーランドの場合は、職種によって発給できるかどうかが決まっています。
例えば、ファミレスのウェイトレスや配達業者などの職種では労働ビザは発給されないので、労働ビザが目的であれば可能性がある職種を選ぶことが大切です。
実例:学生ビザ→労働ビザ
その女性はニュージーランドにあるシェフの学校に1年通学し、卒業後に労働ビザを発給してもらえるレストランに就職しました。
ニュージーランドでは、昔はシェフの学校に1年通うと卒業後に1年限定の労働ビザが発給されていたため、その期間中に仕事を見つけたということになります。
学校に通学する費用や現地で生活費が必要になりますが、ワーホリを使えない状況であれば検討してみる価値があります。
ただ、通学中に労働ビザの発給基準が変わる(通学1年必須→2年)こともあり、そこはリスクとなります。
実例:ワーホリ→配偶者ビザ
ワーホリで海外生活をしている間にニュージーランド国籍を持つ男性とつきあって、配偶者ビザを取得した女性です。
ニュージーランドでは、結婚をするだけではなく、事実婚の場合でも配偶者ビザが発給されます。もちろん、証明が必要ですが、それでも結婚と比べるとハードルが低くなります。
良い印象を持たれないかもしれませんが、ビザの取得が目的で現地で男性を見つけるというのも方法ひとつです。
以上、ビザを取得する方法は1つだけではないので、あきらめずに色々な方法を検討してみましょう。
女性1人で海外移住ならリスクも考慮すべき
女性1人で海外移住をする上で、リスクも十分に検討しておくことが大切です。
海外では移民ルールが世界情勢や現地国の選挙などによって変更されることがあります。ビザの取得が目的だったので、ルールの改正で取得ができなくなったということも。
その他にも急に日本に帰国せざるを得なくなることもあるので、そのような場合に帰国後にどうするかも視野に入れて検討しましょう。
女性1人で海外移住をする方法まとめ
今回のコラムでは「【女性1人で海外移住ならコレ!】海外生活を実現する方法」をご紹介しました。
女性1人で海外移住をするなら、資金なども必要ですが、極論をいえば滞在ビザがあれば可能です。
主な滞在ビザは、下記のとおりです。
- ワーキングホリデービザ:ワーホリ
- 学生ビザ:海外留学
- 労働ビザ:海外就職
- フリーランスビザ:ノマド
- 退職者ビザ:定年退職後
- 配偶者ビザ:国際結婚・国際恋愛
最初からあきらめずに自分にあったビザを取得する方法を模索するのが、海外移住のポイントです。