フリーランスにジョージア移住が人気な理由を知りたい人向け。
最近、フリーランスにジョージア移住がおすすめ!とような言葉をよく目にします。実際にジョージアに行ったわけではないのですが、ジョージアについて色々と調べてみました。
そこで、今回は「フリーランスに人気のジョージア」をご紹介します。
海外移住先として話題のジョージアとは
ジョージアはフリーランスにとってコスパの良い国。
国・地域名 | ジョージア Georgia |
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面積 | 6万9,700平方キロメートル(日本の約5分の1) |
人口 | 390万人(2019年:国連人口基金) |
首都 | トリビシ |
言語 | 主としてキリスト教(ジョージア正教) |
通貨 | ラリ(1ラリ=約47.6円:目安です) | 主要産業 | 農業及び畜産業、紅茶・ワインを中心とする食品加工業 |
邦人数 | 79人(2018年12月:法務省) |
ジョージアと聞くとコーヒーの名前が有名ですが、よく混同されるのがアメリカのジョージア州。こちらのジョージアは元グルジアという国名でヨーロッパとアジアの境にある旧ソビエト連邦の構成国だった国です。
フリーランスにジョージア移住が人気の理由
理由は下記のとおり。
- ノービザで1年間滞在できる
- 生活費が安い
- 起業しやすい
ノービザで1年間滞在できる
国や地域よって違いますが、一般的には最強の日本パスポートでもビザなしで滞在できるのは1~3か月です。それが、ジョージアでは1年間ビザなしで滞在できます。それも、一回国外に出ると再び1年間ビザなしで滞在できます。
生活費が安い
ジョージアで1ヶ月を生活すると、生活費の相場は約5万円と格安でした。日本で生活すると家賃だけでそれくらいは使ってしまうので、やはり生活コストが安いというのは移住の大きなメリットです。
起業しやすい
ジョージアは税率が低い国(原則、事業による所得20%)として知られており、ビジネスを始めやすく、会社の設立が簡単です。会社を設立せずに個人事業主として事業を行なうことにもできます。
しかも、日本から収入を得ているフリーランスの場合はジョージアに国内源泉を持たない所得(海外からの所得)になるのので所得税が免除されます。その代わり、日本で確定申告が必要になります。
海外在住者が思うジョージア移住のデメリット
- 日本から遠い
- 言語が英語ではない
- 冬が長くて寒い
日本から遠い
スカイスキャナーで東京からジョージアの首都であるトリビアまでの飛行時間や飛行機代を検索してみました。
飛行時間は約15~16時間、飛行機代は最安値で約12万円~という結果でした。飛行機代は時期によって違うと思います。ジョージアへ日本からの直行便はなく、最低でも1回は乗り継ぎが必ず必要でした。
飛行機代はともかく、日本から約15時間かかるので完全にネットで完結するフリーランスであれば問題ないですが、日本と行き来しないといけない人にはちょっと不便ですね。
言語が英語ではない
ジョージアの公用語はジョージア語。ジョージアで英語が通じるかどうかを調べると、意見は分かれますが基本は「英語は通じない」でした。
特に、観光客向けのお店や空港などでは英語が使えると思いますが、ローカルなレストランとか一般的なお店では英語でのやり取りは難しいようです。
いくらフリーランスで英語を話す必要がほとんどないといっても、言葉が通じないのは不自由です。ただ、別にジョージアに限らず慣れれば日常生活は問題なさそうです。
夏と冬しかない
ジョージアのトビリシは、年間最高気温が32度で最低気温がー2度くらいです。ヨーロッパにしては意外と夏は暑いですが、日本のように湿気が多くないカラっとした気候で夏服で過ごせます。
夏は6月上旬ごろから9月中旬、冬は11月下旬ごろから3月中旬までなので日本とほぼ似ていますが、春とか秋とかの時期がほぼなく、いきなり冬に突入する感じです。冬が長くて寒いのは意外と身体にこたえます。
海外移住先として話題のジョージアまとめ
今回のコラムでは、「【フリーランスに人気】ジョージアが海外移住先に人気!なぜ話題に?」をご紹介しました。
フリーランスに人気の移住先としてジョージアについてですが、ジョージアに限らず、「住めば都」という言葉もあるので、環境に適応できるスキルがあればどこでも海外移住はできますよ。
