海外でも虫歯になりにくい歯磨きの方法を知りたい人向け。
海外では虫歯になると料金も高額になりがち。例えば、ニュージーランドでは虫歯1本で約5~7万円かかります。
なので、日本に居住している時よりも海外で生活している時の方が、できるだけ虫歯にならないように気を付けている人が多いです。
ただ、気をつけると言っても歯磨きが中心になるので、なるべく効果的な歯磨きをしたいと思っているでしょう。
そこで、今回は、「【ガッテン流】海外在住者も必見!虫歯のリスクが激減する歯磨きの方法とは?」をご紹介紹介します。
2019年5月8日のNHK「ガッテン!」で虫歯のリスクが激減する歯磨きの方法が話題になりました!
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スェーデンの歯磨き法「イエテボリ・テクニック」
番組の中で紹介されていたのは、スェーデンの歯磨き法「イエテボリ・テクニック」です。フッ素効果を最大限に生かす方法です。
スェーデンで国の虫歯率が激減したという方法は、イエテボリ大学が考案したので、その名前がついています。
毎日、歯を磨いているのに虫歯になるという方に試して欲しいのが、歯磨き粉の使い方を変えること。
そもそも虫歯というのは、歯に歯垢がたまってミュータント菌などの悪い菌が増え、その菌が酸を出して歯を溶かすことで起こります。それをフッ素が歯をコーティングすることで歯を酸から守る働きがあります。
それでは、イエテボリ・テクニックのポイントをご紹介しましょう。
歯磨き粉はたっぷりつけ、歯磨きは1日2回
歯磨き粉を少量だけ使う方もいますが、できればたっぷりつけることを番組ではおすすめしていました。
歯を磨いた後に水でゆすがない
歯を磨いた後に水でゆすがないか、1~2回だけゆすぎ、ゆすいだ後は30分~1時間は何も口に入れないようにしましょう。
フッ素が口の中に残るようにすることで、虫歯になるリスクを低減できるとされています。
12歳未満は対象となっていない
今回、12歳未満はイエテボリ・テクニックの対象外になっています。理由としては、口の中にフッ素を残すことになるからかもしれませんね。
実は私も歯を磨いた後に、少しだけゆすいで口の中に少しだけ歯磨き粉を残すようにしています。でも、ちょっと気持ち悪いという方もいるかもしれませんね。
虫歯のリスクを減らすプロケアとは
番組ではその他に虫歯・歯周病予防に効果的な方法として「プロケア」が紹介されていました。
これは、スェーデンの国家資格を持つ歯科衛生士が、歯や歯茎の状態から歯磨きの癖を見抜いて、その人にあった歯磨き粉や歯磨きの方法をおすすめしてくれるそうです。
どうしても自分では落とせない歯周ポケットなどのゴミを取り除くことができます。この歯周ポケットにたまったものが歯周病の原因となります。
さらに、歯の表面を特殊な器具で磨くことで歯垢がつきにくくなります。
歯科衛生士さんが虫歯にならないように気を付けていることは?
番組内で全国の歯科衛生士さん1000人にアンケートをとった結果、以下となりました。
- 第3位:歯ブラシ以外の道具を使う(歯間ブラシなど)
- 第2位:歯ブラシで隅々まで丁寧に磨く
- 第1位:定期的なプロケア
当たり前といえば当たり前ですが、プロケアという考え方はとても大事だということがわかりますね。
虫歯のリスクが激減する歯磨きの方法まとめ
今回のコラムでは、「【ガッテン流】海外在住者も必見!虫歯のリスクが激減する歯磨きの方法とは?」をご紹介しました。
私も1年に1回、日本に一時帰国した際に歯医者さんで虫歯チェックとともに歯石取りをしてもらっています。
もし、日本の国民健康保険を使うと約3,000~6,000円程かかりますが、歯は一生ものなので大切にしたいのでプロケアをしてもらう価値があります。
ちなみに、昔は番組名が「試してガッテン!」だった気がするのですが、いつの間にか「ガッテン!」に変わっていました。
ともかく、歯磨き粉の使い方しだいで虫歯のリスクを激減させることができるので、是非、試してみましょう!
- 年齢が12歳未満は対象となっていない。
- 歯磨き粉はたっぷりつけ(2cm)、歯磨きを1日2回行う。
- 歯磨き後は口をゆすがないか、水で1~2回ゆすぐだけ。
- 歯磨き後は30分~1時間は食べ物を食べない。