ファイナンシャルフリーに興味がある人向け。
日本語で経済的自由を意味する、「ファイナンシャルフリー」。
ファイナンシャルフリーとは、仕事にしばられず、自分でコントコールできる生活をする状態のこと。
そういう私も昔にロバート・キヨサキ氏の著名な「金持ち父さん貧乏父さん」の書籍を読んで目指そうと思った一人です。
ただ、実際にファイナンシャルフリーになるには、お金はいくら必要なのでしょうか?
そこで、今回は「ファイナンシャルフリーになるには必要なお金は?」をご紹介します。
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ファイナンシャルフリーの最終目標とは
結論としては、ファイナンシャルフリーになるには60歳までには夫婦で1億円を貯めて、60歳以降も半自動的に収入が得られるようになった状態です。
ここで重要なのは、資産とは別に「60歳以降も半自動的に収入が得られる」ことです。
実は、仮に1億円の資産があったとして、本当の意味でファイナンシャルフリーになったとは言えません。
なぜなら、預貯金が減っていくのを感じながら生活をすることになると心が休まらないからです。
ファイナンシャルフリーは、単にお金持ちという意味だけではなく、ほぼ何もしないでも収入が入ってくる仕組みを作っている状態です。
最終的に1億円の資産が必要な理由
ファイナンシャルフリーを実現するのためには、「60歳で夫婦2人で1億円」は本当なのでしょうか?
例えば、総務省・家計調査年報によると夫婦2人でゆとりある老後を過ごすには毎月38万円程が必要という調査報告があります。
目安として、38万円を費用として使っていくとすると年間で計算すると456万円。30代~40代ぐらいの平均年収ぐらいにはなるでしょうか。
60歳定年して平均寿命が80歳だとすると、20年間で9,120万円になります。
実際には女性の平均寿命が86年程なので、約1億2千万円の資産があればいいことになります。
平成22年簡易生命表によると、男の平均寿命は79.64年、女の平均寿命は86.39年と前年と比較して男は0.05年上回り、女は0.05年下回った。
引用:厚生労働省サイト
現在、日本の公的年金制度で支給される平均の年金支給額は、国民年金が約5万円と厚生年金が約15万円となっています。38万円まで18万も足りないことが分かると思います。
若くてもファイナンシャルフリーにはなれる!
最終的には1億円の資産があれば安心ですが、若くしてファイナンシャルフリーになることも可能です。
それは、生活費をサラリーマンの給料などの本業以外から半自動的な収入を得ること。
具体的には、不動産やビジネス、投資、預貯金からの利息が生活費を上回っているため、働かなくても資産が減少することなく生活していける状態をですね。
一方で、ファイナンシャルフリーは「セミリタイア」や「アーリーリタイア」と呼ばれることがあります。
どちらかというと、セミリタイアやアーリーリタイアは定年退職前に自分で会社を退職して、自分のビジネスを興したり、別のことをする意味に近くなっています。
その点、ファイナンシャルフリーは年齢にかかわらずなれるという考え方ですね。
ファイナンシャルフリーになるためにできること
ただ単に貯金してお金を貯めていけば増えていくはほぼなく、自分で資金を活用していかなければいけない時代になっています。
残念ながら、会社からの給与や年金を期待するだけでは難しいので、ファイナンシャルの知識(リテラシー)が必要です。
もちろん、ビジネスや投資にはリスクがつきものですが、これを無くしてファイナンシャルフリーにはなれません。
では、仮に給与や退職金を考慮せずに60歳で1億円を目指すとすると、年利で何%が必要でしょうか。
例えば、30歳からの30年で元金が1千万円だとしても、複利で約8%の利率が必要です。銀行の金利が約0.02%と考えれば、どれだけ目標が高いかが分かりますよね。
なので、ファイナンシャルリテラシーを高めることが必要です!もし、基本のリテラシーを知りたいならマネーセミナーに参加するのがおすすめ。
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ファイナンシャルフリーになるにはいくら必要?まとめ
今回のコラムでは、「【海外移住FPが回答】ファイナンシャルフリーになるには必要なお金は?」をご紹介しました。
半自動的に収入が生活費を状態になれば、一時的にファイナンシャルフリーとなります。
ただ、半自動的な収入がうまく続くかどうかは分からないので、最終的なゴールは「60歳の時点で夫婦2人で資産が1億円+半自動的に収入がある状態」にすることです。
そのためには、どうしても「ビジネスor投資」をする必要がありますね。