英語力がゼロでもワーキングホリデーができるか知りたい人向け。
私は英語ネイティブの国であるニュージーランドに在住していますが、現地でワーキングホリデーで来た人によく出会います。
なかには英語が上手だなと思う人もいますが、そのほとんどはオーストラリアやカナダでワーホリ経験がある人でした。
なので、もちろん全く英語が話せない人は少ないものの、学校卒業レベルの方も多くいます。
英語を使うことができないからワーホリをしないことは実はもったいないかもしれません。英語ができるに越したことはないですが、英語力ゼロでもやり方次第で可能です。
このコラムでは、「英語力ゼロでもワーホリができる理由」が分かります。
そこで、今回は「】英語力がゼロでもワーホリで海外移住はできる?」をご紹介します。
英語力ゼロでもワーキングホリデーはできる?
やり方しだい英語力ゼロでもワーホリはできます。
- 家や仕事は見つかるの?
- 英語力を上げてからワーホリしたほうがいい?
- 現地の語学学校に通うという方法もあり
- 現地で最低限必要な英語レベルとは
家や仕事は見つかるの?
英語力ゼロの人が心配になるのは、現地で家や仕事が見つかるのかどうかでしょうか。実は、多くの国や地域では日本人在住者向けの情報サイトが存在します。
特にワーキングホリデーが有効な国にはそういった情報サイトがあることが多いので、検索して探してみましょう。
例えば、ニュージーランドにも同様なサイトがあり、求人や家探しを日本語で掲載されているので英語力は不要です。
家に関しては家のオーナーが日本人であることが多いので問題はないのですが、求人は面接で英語力を試される可能性はあるので後は上手く仕事が見つかるかどうかでしょうか。
仕事で求められる英語力は違いますが、例えば日本食レストランで働いたり、極論を言えば皿洗いなどの仕事ではそれほど英語力が求められないこともあります。ファームで果物や野菜などのピッキングも可能です。
英語ができないから海外で生活できないじゃないかと悩むよりは、実際に海外に出て行動を起こしてみたほうが意外と楽だったりもします。もし、英語力が足りないと感じたら、逆に英語を勉強する機会になるかもしれません。まずは、行動です。
英語力を上げてからワーホリしたほうがいい?
英語ができるに越したことはありませんが、現実問題として、多少日本で英語の勉強したところで役に立ちません。
これには反対する人もいると思いますが、海外で生活している人から見るとTOEIC700点とかあったとしても、英語力は小学生レベル、いやそれ以下かもしれません。これが現実です。
会社の就職で英語力がTOEICで何点必要とかと言われない限りは、どこまでやれば英語ができるという基準はありません。直接、海外に出て自分の英語力の無さを知る方が大切です。
渡航後に英語力をつけることもできるので、まずはワーホリをして海外では英語力がどれほど必要なのかを実感しましょう。
現地の語学学校に通うという方法もあり
どうしても英語力が心配で生活できるかどうか不安な人は、渡航後に語学学校に通うという方法もあります。ワーホリは原則1年なので、最初の2~3か月を語学学校で英語を学ぶこともできます。
最初の2~3か月を語学学校で英語を学ぶことは、「友達ができやすい」や「仕事を見つけるときに履歴書を記入できる」などのメリットもあります。
ただ、英語が少しでもできるのであれば語学学校に通わずに仕事を見つける方がいいですね。意外と語学学校に通ってしまって短いワーホリ生活の時間を無駄に使ってしまったと後悔する人もいます。
現地で最低限必要な英語レベルとは
現地で最低限必要な英語レベルは決まっていない、というのが現実です。国や地域によっても違いますが、英語圏のニュージーランドで買い物などだけであるなら、ほとんど英語力がゼロ又はゼロに近い人でも問題ありません。
ただ、せっかく英語が使う環境にあるのであれば、チャンスを無駄にしたくないという人もいるでしょう。少しでも英語が話せるようになりたいと、渡航後に語学の勉強を日本でしておけばよかったと後悔する人も多いです。
例えば、私たちが日本で英語力の目安にするテストがTOEICですが、目安として500点以上の英語力があれば日常生活が送りやすいといわれています。といっても、海外ではTOEICはほとんど知られていないので日本と韓国ぐらいだけに通じる目安です。
最後に
英語力がゼロでもワーホリで海外移住できます。ただ、英語が使えることに越したことはないので、移住前に英語の勉強を少しでもしておくと役立ちます。