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【海外移住FPが回答】海外赴任でも児童手当を受給できる?

海外赴任をしている両親が児童手当を受けられるのか知りたい人向け。

海外移住したい人
海外移住したい人
「子どもが海外留学で海外に滞在してるんだけど、子どもの住民票がなくても児童手当は支給されるのだろうか。」

こういった疑問に@海外移住FPが回答します。

当サイトではブログを書きつつ、海外移住の手続きや海外生活のコツを紹介しています。

児童手当とは子ども・子育て支援の一環で、0歳から中学校卒業までの児童を養育している方に支給されます。

では、海外在住者の子どもは児童手当を受給できるのでしょうか。

このコラムでは、「海外赴任でも児童手当を受給することができるのか」が分かります。

そこで、今回は「海外赴任でも児童手当を受給することができるのか?」をご紹介します。

海外赴任や海外出向でも児童手当を受給できる?

児童手当は、原則として受給者(父母のいずれか)が日本国内に住民票を置いていないと受給できません。

ただし、父母がともに国外へ転出する場合は、日本国内に居住する方を「父母指定者」として指定すれば、その方に対して児童手当が支給されます。

また、児童が海外に居住している場合は留学等の事情がある場合を除いて児童手当の対象とはなりません。

【児童が海外居住している場合の支給要件例】

  • 日本国内に住所を有しなくなった前日までに日本国内に継続して3年を超えて住所を有していたこと
  • 教育を受けることを目的として外国に居住しており、父母等と同居していないこと
  • 日本国内に住所を有しなくなった日から3年以内であること

児童手当の支給額や申請方法など

児童手当の支給対象や支給額、申請方法などは以下のとおり。

  • 児童手当の支給対象
  • 児童手当の支給額
  • 児童手当の支給時期
  • 児童手当の申請方法

児童手当の支給対象

中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の児童を養育している方。

児童手当の支給額

3歳未満:15,000円/月、3歳以上小学校修了前:10,000円(第3子以降は15,000円)、中学生:10,000円 
※所得制限あり

児童手当の支給時期

原則として、毎年6月・10月・2月に、それぞれの前月分までの手当を支給(例:6月の支給日には2~5月分の手当支給)です。

児童手当の申請方法

現住所の市区町村に「認定請求書」を提出すること(申請)が必要で自動的に支給されるわけではありません。市区町村の認定を受ければ、原則として申請した月の翌月分の手当から支給されます。

児童手当等は、原則、申請した月の翌月分からの支給となりますが、出生日や転入した日(異動日)が月末に近い場合、申請日が翌月になっても異動日の翌日から15日以内であれば、申請月分から支給されます。

ただし、申請が遅れると、原則として遅れた月分の手当を受けられなくなるので、ご注意ください。

申請後は、毎年6月1日の状況を把握し、6月分以降の児童手当等を引き続き受ける要件(児童の監督や保護、生計同一関係など)を満たしているかどうかを確認する現況届が必要になります。

参考サイト:児童手当制度のご案内(内閣府)

住民登録があれば児童手当を受給できるの?

近年、海外在住者が一時帰国の度に住民登録をしたまま海外に留学して児童手当を受給することが問題視されています。

市町村にとっては、児童手当を支給するかどうかは現況届などの住民票の有無で判断しています。基本的に住民票があれば児童手当も振り込まれるでしょう。

しかし、子供が海外に住んでいる場合は児童手当が支給されないのが規則であり、住民票がある方に支給されるというものではありません。

そのため、本来もらえるはずがない児童手当をもらってしまっている場合は「不正受給」の対象になる可能性があります。

子どもが日本居住であれば支給されます!

海外赴任で両親が海外に在住していても、祖父母などを指定管理者にしておけば児童手当を受給することができます。また、父親が海外赴任する場合は、日本居住の母親を受給者変更しておけば問題ありません。

ただし、留学などを除いて、原則、住民登録していたとしても子供が海外に住んでいる場合は児童手当が支給されません。