海外でバリスタになりたい人、バリスタの仕事をしたい人向け。
コーヒーを作る専門家として有名なのが、「バリスタ」。
最近はコーヒーの上にミルクで絵や文字を描くラテアートが人気になっています。
特にニュージーランドはカフェ文化なので、街の至るところにカフェがあるので就職口も多そうです。
ただ、バリスタとして働くためには何か資格が必要なのでしょうか、そして、バリスタには何が必要なのでしょうか
そこで、今回は「【資格は必要?】海外でバリスタとして働くために必要なこと」をご紹介します。
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海外のカフェで働くためにバリスタの資格は必要?
実は、海外のカフェで働くためのにバリスタの資格は必要ありません。
しかも、バリスタは認定資格なので、どちらかというと認定書があるかないかのレベルです。
もしカフェで働くのであればコーヒーを素早く美味しく作れる経験が必要となります。
海外でバリスタとして働くために知っておくこと
バリスタという仕事ですが、見た目には華やかな感じがしますが、かなり重労働の職種です。
朝も早く、ニュージーランドでは早朝6時開店して午後3時ぐらいには閉店するということも当たり前です。その点では、日本のスタバなどとは少し違いますね。
「コーヒーを専門に作る日」や「接客をする日」が決まっているカフェや、小さいカフェならすべてを一人でやらないといけない場合もあります。
忙しいカフェではランチもゆっくりとることができないこともあるので、働くカフェ選びは結構大事になります。
バリスタの資格を海外で得る方法
海外でバリスタ資格を得るには、現地国が指定している基準や各国のバリスタ協会が認定する学校で講習を受けるのが一般的です。
バリスタの講習といっても、私が受講した2日で基礎の基礎を学ぶ体験コースから1ヶ月以上かけて本格的に技術を学んで、Barista Certificate(バリスタの認定資格)を取得するコースもあります。
日本ではバリスタやコーヒーの国家資格はないのですが、様々な団体や会社が独自に行っているコーヒー関連の民間資格はいくつかあります。
例えば、日本でバリスタに関するものとしては下記のような資格があります。
- JBA(日本バリスタ協会)「ライセンス(レベル1〜3)」
- 日本スペシャルティコーヒー協会「コーヒーマイスター」
日本でも認定資格を取ることができるので、日本で取得した後に海外に渡航するという方法もあります。
それ以外にも、ニュージーランドでは語学学校のコースにバリスタのコースが組み込まれていることも多く、人気のコースになっています。
「どうせ語学学校に通って英語を学ぶだけではなく、コーヒーを作る経験を積んでおこう」と考える人も多くいるためです。
なので、もし海外就職のためにバリスタとしての経験を手に入れるには、このようなバリスタのコースのある語学学校に通うのも方法のひとつです。
ただ、必ずしも海外でバリスタとして働くために必須な資格ではないので、カフェで働く機会があれば別に取得する必要はないでしょう。
では、どうやって海外でバリスタの仕事を見つければいいのでしょうか?
海外でバリスタの仕事を見つける方法
人気のあるバリスタですが、学校で認定資格をとったとしても仕事が見つかるかどうかは分かりません。
その理由としては主に2つあります。
- バリスタとしての経験がないから
- そもそも求人情報が出ないから
例えば、学校では美味しいコーヒーが入れられたとしても、あくまでも学校で認定しているだけです。
なので、実践で素早く正確にコーヒーが作られるかどうかはやってみないと分からないからです。
そのため、実際にカフェでバリスタとして選ばれるのは経験者を優遇する傾向があります。
特に、ニュージーランドでは「トライアル(お試し)」で仕事を一度やってみてもらって採用するかどうかが決まることが多く、やはり経験が必要です。
カフェに英文履歴書を配り歩く
飛び込みで直接お店に英文履歴書を持っていってトライアルを受ける方法が一般的です。
「急にバリスタが辞めて経験が少なくてもいいから雇いたい」というケースや「小規模のカフェなら求人さえ出していない」ことがあるからです。
SNSを利用して仕事を見つける
最近では、SNSが流行っているのでTiwtterなどで見つけた日本人のバリスタに連絡して、求人がないか聞いてみるという方法もあります。
実際にフェイスブックやインタグラムなどを経由して直接コンタクトした人も何人かいました。
海外でバリスタとして働くために必要なことのまとめ
今回のコラムでは、「【資格は必要?】海外でバリスタとして働くために必要なこと」をご紹介しました。
海外でバリスタとして働くには資格は必要ありませんが、未経験の人を雇うことはほぼありません。
なので、何かしら経験が必要になるので、未経験なら専門の学校やバリスタコースがついている語学学校に通って経験を積んで求人に応募するのもいいですね。